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廉side
「おはよ…」
海「あ、廉！おはよ！」
昨日あんなことをしてしまって
気まずいなと思ってたんは俺だけだったらしく
岸「おはよ！手、大丈夫か？痛くない？」
「う、うん。平気」
神「あ、おはよ〜、食欲は？普通にある？」
「おん。食べれるで？」
玄「おっは〜、今日冷えるみたいだから温かくしていきなね？」
「ん、ありがと…」
紫「おはよ、手の包帯替えよっか、おいで」
「え、あ…うん…」
みんな何事もなかったかのように
普通に接してくれて、そのお陰で少しだけ
心が安定したような気がした。
＊
海「いってらっしゃい。なんかあったらメールでもいいし、電話でもいいから入れてよ？」
「ん、分かった…いってきます、」
今日オフだった、海人に見送られて
玄樹に言われた通り風邪ひかんように服を
着こんで仕事場に向かった。
＊
現場について、何度も何度もシュミレーションを
して、今日こそはスタッフさん達の期待に
少しでも応えられるように…
そう思って、楽屋に入ってスマホは開かず
台本を何回も何回も、もう穴が開くんちゃう？ってくらい
読みまくった。
ス「うん、良かったよ。また期待してるからね」
「っ、ありがとうございましたっ…」
何とかミスを起こすことなく
お仕事をこなせたけど…
"また期待してるからね"という
言葉がまた俺の弱ってる心に
重りのように積み重なっていった＿＿＿。
＊
それから、何とか海人に連絡を入れることなく
仕事を終えられるかなと思っていた矢先…
「っ、ふうっ…グスッ…涙」
突然、訳も分からず不安になって
涙が出て止まらんくなってもうて…
廉マネ「永瀬ッ！大丈夫だからな、不安になっちゃったか？」
その場にしゃがみ込んでしまった俺。
そんな俺をマネさんが見つけてくれて
すぐさま駆け寄ってくれて
そう言って背中を摩ってくれて…
そのマネさんの"不安になっちゃったか？"と
いう言葉に何度も小さくコクコクと頷けば
廉マネ「うん、大丈夫。とりあえず一旦、個室に入ろっか」
そう言って俺を支えて立ち上がらせてくれて
空いている個室に入れてくれて…
近くにあった椅子に座らせてくれた
そしてマネさんは俺の背中を摩りつつ
誰かに電話を入れてるみたいやった。
「っ、ヒック…も…」
廉マネ「ん？どうした？」
「も、分かんないよっ…涙」
廉マネ「永瀬…」
それからここで泣いてる事数分
聞き慣れた優しい声が聞こえた。
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
