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廉side
新しい治療が始まってもうすぐで3か月が経とうとしていた。
「はぁっ、げほっ…げほっ…はぁっ」
看「大丈夫だからね、廉くん気にしないで出しちゃいな」
今日は、にぃ達全員来れへん日。
でもそんな事に関係なく襲ってくる
副作用。
ここ最近は、吐き気と発熱が酷くて
寝れたもんやない。
看護師さんが来てくれて背中摩ってくれたりと
色々世話をしてもらっとる
「はぁっ…も、大丈夫…ですっ…」
看「うん、よく頑張った。スポドリは飲めそうかな？」
そう聞かれたから、少しと言えば
コップに少い量を注いでくれて
渡してくれたからコクッと飲めば
無事吐き出すこともなく
喉が潤された。
看「またなんかしんどい所あったらナースコール押してね？」
「はいっ、ありがとうございました…」
看護師さんにお礼を言って
1人になった病室。
…いつまでこんな治療続くんやろ。
最近、少し副作用が落ち着くと
そればっかりを考えるようになった。
自分で頑張ると決めた治療。
途中で抜け出したくない。
けど、こんなにしんどい治療やなんて
思ってへんくて…
心臓、良くなってるんかな…
悪化してる気ぃはせんけど
良くなってる気ぃもせんくて…
"終わりの見えない治療"に俺は
きっとこの時疲れてたんやと思う。
＊
そんな事を考えつつも
副作用と元々そない体力があるわけとちゃうから
気づけば眠ってた＿＿。
「んんっ…夜、」
次に起きると、夜で
隣に椅子に座ってコクコクと居眠り
してた主治医の先生が居った
「え、なんで…」
医師「んんっ、ふわぁっ…あ、廉くん起きた。おはよ」
俺のそんな一言で
起こしてしまったんか、先生がそう言った
「おはよ…」
と返しつつも内心
もう夜やで。と突っ込んだ。
医師「どう、しんどいのは？」
「……別に、普通」
嘘。
ホンマは熱もあって体は鉛のように
重くて若干、動悸がしてて息苦しい。
けど、こんなん言うても
どうせ、このしんどさは取ってくれへん。
そう思ったから嘘をついた
医師「本当に？どっかしんどいんじゃない？」
「しんどくなんてあらへんもん」
医師「そっか、じゃあパルスオキシメーター付けていい？」
俺がそうそっぽを向くと
いつも以上に優しい声でそう言った
「え、」
医師「これで酸素濃度測っていい？」
「ん、ええよ」
これ付けたら息苦しいのバレるな。
とか思いながらも素直に指を先生の
前に出した。
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
