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優太side
それから、少しして意識が戻った廉。
「大丈夫か？」
廉「っ…はぁ…ん、割と…」
まだしんどそうだけど
処置のお陰か、比較的楽そうだった。
それから先生が来てくれて
廉に心臓の状態と薬が効かなくなったこと
そして心臓が今頑張りすぎてるから
新しい薬を使わなきゃいけないという事を
分かりやすく、優しく説明してくれてる。
医師「どうかな。副作用も今までの薬よりも何倍もしんどいと思うんだ」
廉「……やる。俺、大丈夫やから…」
少し間があったけど
その治療を受けることを決意した廉。
医師「分かった。けど、廉くん。先生と約束して」
廉「ん？」
医師「我慢しない。弱音吐く。って」
流石、廉が産まれたときから
診てくださってるだけあって
廉の性格をよく知ってくれてるから
そう言ってくれたんだと思う。
廉「…でも、迷惑、なるし…言っても、変わらんやん」
医師「ううん。迷惑なんかじゃないよ。それにね、しんどいって口に出すと全然違うんだよ」
廉「え…」
医師「確かに身体的なしんどさは変わらないけど…気持ちのしんどさは1人で抱え込んで溜めてるより全然違うの。先生にじゃなくてもお兄さんたちにでもいいから、ちゃんとしんどい時は"しんどい"って言ってよ」
先生が優しくそう言えば
小さく頷いてくれた廉。
医師「ありがとう。じゃあ今日の夜から始めようね」
廉「分かった」
それから先生は俺らの方に体を向けて
医師「宿泊許可出しときますので、出来るだけ傍に居てあげてください」
「「ありがとうございます」」
先生のご好意で
宿泊許可をだしてくださった。
まぁ元々今回は
先生に宿泊許可出してもらうつもりでいたし。
それから先生は一旦病室を出た。
「廉、大丈夫だからな。にぃ達絶対そばに居るから」
廉「ん、ありが…とう」
それから廉は、夜から始まる治療に備えれ
しんどくないうちに寝るとの事で
ベットに横になって
廉「玄にぃ…トントン、して…」
玄「うん。いいよ」
玄樹にトントンしてとお願いしてて
玄樹がトントンしてやれば安心した顔で
夢の中に落ちて行った。
海「なんでいつも廉ばっかなのかな…」
「海人…」
廉が眠って少したって
海人がそうポツリと呟いた。
海「いつも苦しくて痛い治療とか発作に耐えてるのにさ…廉の病気、早く治してあげたいッ…」
「うん、それは俺らも一緒だよ。廉も頑張ってるから俺らも頑張ろ」
そう言えば、頷いてくれた
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、 - 😃⤴⤴ (6月27日 18時) (
レス) @page50 id: 1ac485f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - manaさん» manaさん、こんばんは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。情緒不安定のお話しを読んでくださりありがとうございます。そうですね、どんな時も周りの方々のサポートと理解が必要ですよね。この話は特にそこを心がけて書いてたのでそう言ってくださって嬉しいです (2023年3月3日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんにちは。今回、廉くんの「情緒不安定」を読ませていただきました！周りのサポートって大事なんだなぁと改めて思いました！ (2023年2月21日 12時) (レス) @page13 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんおはようございます♪part20も私なりのペースで頑張っていきますのでよろしくお願いします（^^） (2021年2月1日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - おはようございます！もう、パート20ですか…早いです！これからも優花さんのペースで頑張ってください。これからも応援してます♪ (2021年2月1日 8時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年1月18日 15時
