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海人side
相談した結果、先に紫耀に寝ててもらう事に…
紫「じゃあ、3時間後。交代ね」
海「うん。おやすみ」
紫耀が簡易ベットに体を
横にしたのを確認して、俺は
廉のほうに視線を戻す。
海「廉、今度はすぐ助けてあげるからね…」
眠ってる廉にそう呟いた。
さっき倉庫で倒れてた廉を発見した時
正直怖かった。
廉を失うんじゃないか…
このまま起きてくれないんじゃないかって…
けど、さっきしんどそうではあったけど
声が聞けて安心した。
それから30分くらい変化なく
見守ってると…
廉「けほけほっ…ひゅっ…はぁっ」
海「廉！大丈夫だからね」
廉が喘息の発作を起こしちゃって
ベッドの近くにあるミニランプを
付けてマスクをさっと外して
さっき先生から預かってた
吸入器を廉のくちに近づけて…
海「廉、俺が持ってるから吸って？」
廉「ひゅっ…はぁっ…げほっげほっ」
そう言えば、何とか咥えてくれて
一生懸命吸おうとしてくれて…
俺は背中を摩ってあげて…
海「大丈夫、大丈夫。ゆっくりね」
廉が安心できるような言葉を
かけてあげる。
それから10分
頑張ってお薬を吸ってると
廉「はぁ…けほっ…はぁ…」
まだ咳と喘鳴は聞こえるけど
落ち着いたみたいだった。
海「頑張ったね。スポドリ飲む？」
廉「ん…飲み、たい…」
海「いいよ、はい。どうぞ」
ペットボトルにストローを刺してあげて
さっきと同じように口元に持っていってあげる。
廉「ん…はぁ…けほっ…も、大丈夫…」
海「ん、よく飲めました」
3口くらい飲んでくれたから
大丈夫かな…？
海「お疲れ様。疲れたね」
廉「ん…しんど…」
海「しんどいね、マスク付けよっか」
さっき吸入の関係で外してしまった
酸素マスクを付けてあげる。
そう言えばこれ、さっき先生が取り替えてて
お薬入ってるって言ってたけど…
それが効かないくらい大きな発作だったのかな？
なんて考えながら、廉のお腹を無意識に
トントンしてたみたい。
廉「んぅ…すぅ…すぅ」
海「おやすみ。廉」
そして気づけば廉はまた
座った状態で眠りについた。
何回か咳き込んだりはしてたけど
発作に繋がることなく
紫耀と交代の時間になった。
紫「おはよ」
海「おはよ。廉、1回発作出て吸入器使った」
紫「了解」
紫耀が廉の近くに座ったのを確認して
俺は紫耀の温もりが少し残ってる
ベッドに横になってそのまま目を閉じた。
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#Rose(プロフ) - 黒瀬優花さん» はい！こちらこそ♪ (2020年11月13日 21時) (
レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - #Roseさん» はじめまして。コメントありがとうございます。そうなんですね、私の作品で安心してくださると言ってくださりありがとうございます。こちらこそ、お読みいただきありがとうございました(^^) (2020年11月13日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
#Rose(プロフ) - コメント失礼します。私も実は嘔吐恐怖症なので廉くんと共感することができて嬉しかったです笑 あと、自分が廉くんになった気持ちで海ちゃんに慰めてもらえていたのでなんだか読んでいて安心しました…ありがとうございます泣 (2020年11月13日 20時) (レス) id: 5074e88588 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» そうなんですね！じぐいわいいですよね(^^)♪ (2020年11月3日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 黒瀬優花さん» じぐいわーるどは誰も入れない魔法の世界です(笑) (2020年11月3日 16時) (レス) id: 705d2458c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月22日 17時
