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紫耀side
先生に外で待つように言われて、近くのソファーに座って
ただひたすら待つ。
大丈夫かな…
昨日家に帰ってからネットで「胸腔ドレナージ」を
調べてみた。
麻酔をするから大丈夫みたいなんだけど…
先生が言ってた通り、終わった後に痛みが出ちゃうらしいんだよね…。
そこが心配なのと…
廉、頼るの苦手じゃん？
だから隠しちゃいそうだなって…。
それが心配。
そう思ってると、さっき渡辺先生と
一緒に病室に来た看護師さんが来て
看「廉くんの処置終わりました」
紫「あ、ありがとうございます」
看「いえ、では私はこれで…」
そう言って看護師さんはペコッとお辞儀をして
ナースステーションに帰って行った。
それから俺もソファーから立ち上がって
廉の病室に戻った。
紫「廉、よく頑張ったね」
廉「うぅ…ヒック…グスッ」
よっぽど怖かったのか、泣いちゃってる廉。
頑張ったもんな。
先「今は麻酔が効いてるので痛みはないと思いますが、20分くらいしたら切れてくると思うので…そしたらナースコールで知らせてください」
紫「分かりました。ありがとうございます」
それから抜く目安などを聞いて、先生が病室を出た。
廉「ヒック…グスッ…」
紫「れーん、もう大丈夫だから、泣かないよー？」
親指で優しく涙を拭ってあげながら
そう声を掛けてあげる、
廉「怖かったッ…」
紫「うん、怖かったな」
廉「1人、やった…」
紫「うん、ごめんな？1人で頑張らせちゃって…」
廉「ヒック…グスッ…頭…」
紫「ん？頭痛いの？」
廉「ちゃう、撫でてっ…」
ふっ…可愛い。
まぁでも頑張ったからね、廉のお願い通りなでなでしますか。笑
紫「いいよ、よく頑張ったな」
そう言いながら廉の髪が乱れない程度に
撫でてあげる。
廉「ん、もっと…」
紫「んふふ笑いいよ」
廉からそう言ってくれることが少なくて
俺も嬉しくなって沢山、廉の気が済むまで撫でてあげた。
廉「すぅ…すぅっ…」
それから泣き疲れと、処置の疲れで
眠くなったのか寝ちゃった廉。
でも、痛みで起きちゃうんだろうな…とか
考えながら。でも、少しでも体休めとけば違うよね。
静かにまだ少し幼い寝顔を見つめてた。
それから15分後
廉「んっ…っ…」
廉が目を覚ましてすぐ、顔を歪めて
せっかく引っ込んでた涙さんが出てきちゃった
紫「廉、痛い？」
そう聞けば珍しく頷いてくれて…
俺はすぐナースコールを押した。
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黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» 追加のコメントありがとうございます。上手く書けるか分かりませんが必ず書かせていただきますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2020年11月5日 21時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - はい！宜しくお願いします！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - さらに追加なんですが、痛みが増していくにつれ、廉くんも声を出して痛がるようになると良いです！どうぞ宜しくお願い致します！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - きくしーさん» はじめましてこんばんは。リクエストありがとうございます。了解しました。そして再度確認です。腹痛に波がありそれが陣痛のように治まったり強くなったりって感じでいいですか？ (2020年11月5日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
きくしー - 追加なんですが、本当の陣痛のようにしていただけるとありがたいです！ (2020年11月5日 21時) (レス) id: dbbd313b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年10月9日 10時
