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神宮寺side
それから岸くんが降りてきて…
神「大丈夫そう?」
岸「うん、熟睡してるから、大丈夫」
そう言ってくれた。
岸「紫耀たちには?」
神「あぁ、うん。今連絡入れた」
岸「ありがとう」
少しだけ下で過ごしてたんだけど
やっぱり廉が心配だったから、2階に上がることに…
そーっと部屋に入ると、まだ寝てるみたいで一安心。
岸「良かった、まだ起きてなかった」
神「だね」
そう思ってたのは俺だけじゃなかったらしく…
岸くんもそう言ってた。
それからお昼手前まで眠ってた廉。
廉「んっ…」
岸「お、廉。起きた。おはよ」
廉「岸さん…じん」
神「うん。そうだよ。腰痛くてしんどかったね」
廉「ん…ごめん…2人とも、オフなんに…呼んで、しもうて…」
起きてすぐ、負のモードの廉。
岸「廉、この前も言ったろ?俺は、廉に頼ってきてもらえて、甘えてきてもらえて嬉しいんだって。だから、今日も電話くれて、『もうお仕事無理』ってちゃんと言ってくれて嬉しかったよ」
と岸くんが廉の頭を軽く撫でながらそう言ってる。
なんか、今の岸くんかっこいいわ。
廉「ホンマッ…?」
岸「うん。ほんと。そこで電話しないで無理しなくて、我慢しなくて良かったってガチで思ってる。だから廉、オフなのにとか気にすんな。な?神宮寺」
神「あ、うん。そうだよ廉。俺らそんなの全く気にしてないから。廉、よく頑張ったね。今は沢山休んで、腰痛いの治そうな」
俺ら二人がそう言うと、頷いてくれて…
廉「ありがと」
そう言ってくれた。
うん「ごめん」より「ありがとう」の方が
何倍も、何十倍も嬉しいな。
それから岸くんがお昼を作るために下に降りた。
廉「ぐうじ」
神「ん?」
廉「座りたい」
神「いいよ、よし起こすね」
廉が座りたいって言うので、サポートしつつ
体を起こしてあげて、廉の腰にクッションを挟む。
神「大丈夫?腰痛くない?」
廉「おん。なんかだいぶ楽やわ」
神「なら良かった」
あ、そうだ。
念の為、あの事言っておかなきゃだよな。
そう思って俺は、廉が意識を失ってる間に病院に連れて行って事を話した
廉「そうやったんや…ありがとな、そのお陰で楽になった」
神「ううん、こっちこそなんかごめん。気を失ってるとはいえ、病院に連れて行って…」
廉「そんなん気にせんでええよ。ありがとう」
そう言ってくれた。
それから岸くんが戻ってきて、3人でお昼を食べた。
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黒瀬優花(プロフ) - ほのぼのさん» 初めまして、そう言って頂けて感激です。「病院嫌いの理由」とは別にそう言う話を考えてますので、ちょこちょこっと書いていけたらなと思ってますので是非読んでくださると嬉しいです(^^) (2020年10月11日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの(プロフ) - 不謹慎なのですが、昔のトラウマ系が大好きなので、ぜひもう一度書いていただきたいです! (2020年10月11日 14時) (レス) id: b44b0f436a (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - キンプリloveさん» 返信ありがとうございます。分かりました。上手く書けるか分かりませんが書いてみます。お時間頂きますが必ず書かせていただきますので待っててくださると嬉しいです(^^) (2020年10月11日 12時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリlove - 返信遅くなってすみません!喧嘩が起きた原因は廉君が体調悪くて、レッスン中もダラダラやってたらメンバーには、やる気がないように見えてしまい廉君に注意したら喧嘩みたいになってしまう感じでお願いします!語彙力なくてごめんなさい! (2020年10月11日 10時) (レス) id: 5c9a2881b6 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» こちらこそいつもリクエストくださりありがとうございます。廉くんに対するメンバー愛を感じて頂けて嬉しいです(^^)part10も頑張りますのでよろしくお願いします(^^) (2020年10月9日 8時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2020年9月23日 22時