女 ページ6
慧side
………それは、突然だった。
涼「9人分だといっぱいだねー……」
慧「ごめんな？手伝ってもらって。いつもなら大ちゃんあたりに手伝わせるんだけど」
涼「裕翔に勉強教えてんでしょ？しょうがないよ」
今日は久しぶりに、涼介と買い出し。
ふたりきりで出掛けることはあまりないからか、涼介は少しだけ楽しそうで。
……それが…………一気に崩れた。
慧「うわ……」
気味悪………
それが、第一印象だった。
真っ黒な服に、目ぶかに帽子をかぶる女性。
視線を下に向けていて顔は見えないけど、みえている髪は金髪で、腕にはタトゥーも見えて。
主張が強いのか弱いのか……よく分からないけど、なんか怖い。
足早に通りすぎようとした……そのとき。
涼「……ぁ…………」
……隣を歩いていた涼介が……ピタリと、足を止めた。
慧「……どうした…？」
涼「っ……」
…視線の先には、さっきの女。
その表情はひどく怯えてるように見えて、小さく体を震わせていて。
涼「あ…っ…………ぁ…」
慧「涼介…？おい、どうした？」
涼「っ…！」
慧「えっ、ちょ…！待ってっ！涼介！！」
小さく、声を漏らして…………そのまま、ものすごいスピードで輝希の方へ走り出す涼介。
はやっ………！？
俺もかなり動揺しながら、急いで涼介の後を追った。
…………女の視線には、気付かずに。
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楠木りずむ(プロフ) - 柑橘類。さん» 嬉しいです……！！こちらこそ読んでいただき、コメントまで感謝です！ありがとうございました！m(_ _)m (2019年11月10日 9時) (
レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘類。 - 初コメ失礼します。今更ながらではありますが、完結おめでとうございます！輝希の皆の温かさや、幼い山田くんの苦悩と決意に泣かされました…どの小説よりも大好きな作品です。書いてくださりありがとうございました！ (2019年11月9日 17時) (レス) id: 8dd377e6cf (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - JUMPLOVEさん» こちらこそ読んでいただき感謝しかないです！ありがとうございます！！！ (2019年11月8日 13時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - 眼鏡っ子さん» ありがとうございます♪実は掛け持ちをしておりますので、ぜひそちらも覗いてくださいな…(しれっと)ありがとうございました！ (2019年11月8日 13時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
楠木りずむ(プロフ) - かのさん» 嬉しいです！ありがとうございます！これからもよろしくお願いしますm(__)m (2019年11月8日 13時) (レス) id: 9a431af939 (このIDを非表示/違反報告)
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