12.抵抗 ページ12
ツキミのルーツを今回は見て頂きます
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知らぬ間にうまれた。
テレビには常に｢知識｣が流れていた。
言葉は早くに喋ることができた。
小さな頃は自分と同じような人がたくさんいた。
あの子は電気の竜…あの子は鬼かぁ
正直、見ていて楽しかった。
実戦が増えた。
教えられた力を使う。周りは喜ぶ。
何があの人らの得になるのかは分からなかった。
記憶を読み、相手の嫌な記憶をフラッシュバック
させるものをつくる。
気を抜いてるうちに武器を造って刺せば終わり。
淡々とした作業を繰り返した。
知り合いができた。彼女は｢カンナ｣といった。
カンナは『ヒサメ』の話をよくしていた。
ヒサメは廃棄されたらしいが、いつか外に出たら
何でも屋とかやってみたいなって2人で話してたんだ、
という話をいつもしていた。
カンナと自分は｢正規品｣の一大候補となった。
正規品は他にも7、8人ほどいるようだ。
幼い頃よく見かけた鬼の2人はなんとか廃棄になら
なかったらしい。
ふと思った。
自分はなんなんだろう、と。
稲荷とラミアーの混血で、正規品で、
実験を何も思わず乗り越えた。が、
その物に果たして中身はあるだろうか？
はじめて“感情”というものを思い知った途端、
痛みが蘇る。
ああ苦しい
痛い
怖い
ずっと操られていた。自分たちはただの兵器。
自分たちは物じゃない。
逃げ出すことにした。気持ち悪かった。
首輪は即外した。普通の人間には到底取れないが、
ハッキングして楽に取った。
隙を見て外に出る。高い柵を飛び越える。
それでも追いかけてくるやつは銃で潰した。
外の世界。いっそカンナも連れてこれば良かったか…
とにかく安全な場所を…。
都会からやや外れた村でしばらく過ごすことにした。
この村にはそれほど異宙の生物はいなかった。
いわば｢田舎｣といったところだろうか。
かと言って平和では無いようだ。
ナイフを持った女子高生をこの村ではよく見かける。
その隣によくいるのは強そうな大学生あたりの男。
加えてたまにいるのはいかにも弱そうな男子高生。
いったい何がしたくてそのメンバーなのだろうか…
トッププレデターがその村を実験地にしたらしい。
その頃には村を出ていたから関係はないが。
村を出てからは、山でよくゴブリンと戦っていた。
経験値は積まねばならない。
ある日、初めてゴブリンに負けたことがあった。
ラッキーキャラクター
あなた 人生の主人公はあなた…
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ミリィ - ストーリーすごい‼︎いいっ‼︎できたらもっと書いて欲しいですーー‼︎ (9月8日 19時) (
レス) @page8 id: 0c6215b0a8 (このIDを非表示/違反報告)
憐華 - かえるの化身さん» いえいえ！ほんと、ぼくに比べたら文才がありすぎてて羨ましいぐらいですよ……ッ！！はい！お互い、頑張りましょうね！ (2023年4月24日 4時) (レス) @page21 id: fab616ee26 (このIDを非表示/違反報告)
かえるの化身(プロフ) - 憐華さん» 自分自身ストーリーの出来に自信がなかったのでほんと嬉しいです…！お互い頑張りましょ！！！！ (2023年4月23日 22時) (レス) id: ef5c82b3a3 (このIDを非表示/違反報告)
憐華 - この小説、面白くてストーリーがちゃんと出来ているのが凄いと思います！ぼくも小説書いてるんですけど、語彙力は無いしストーリーぐちゃぐちゃだしで憧れます………！頑張って下さい！ (2023年4月22日 13時) (レス) @page20 id: fab616ee26 (このIDを非表示/違反報告)
nyankit - 甘えん坊モードのカゲ……尊い(*´∀｀*) (2022年10月17日 22時) (レス) @page8 id: b2849619e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえるの化身 | 作成日時：2022年8月19日 11時
