無口無表情掃除大好き、でも心はイナイレオタクな少女が日本代表の掃除係になり…その幼馴染のブスな悪女さんは日本代表のマネージャーになりました【イナズマイレブンオリオンの刻印】

33話でもある ページ36

オーストラリアのサルによるスローインで試合再開

サル「サタン様ッ！」

ボールはサタンの方へ飛んでいく…

サタン「ホッホッホッホ…。麿が勝負を決めるぞよ〜」

鬼道「させるか！」

すかさず鬼道がタックルを仕掛け、ボールを奪還。

鬼道「灰崎、吉良！これを決めて、チームを支える真のストライカーになれ！」

鬼道は二人にロングパスを繋げた…

ヒロト「ノロノロしてると置いてくぜ？」

灰崎「テメェこそ。ヘマすんじゃねぇぞ！」

灰崎とヒロトは交互にボールを回し、順調に攻め上がる…

「ペンギン・ザ・ゴッド&デビル！！」

韓国戦でマスターした新合体技を繰り広げる…相手キーパーが太陽のギロチンを繰り出すが…神と悪魔を模したペンギンによるシュートの威力は凄まじい…ボールはネットへとねじ込まれた…

「ゴォォーール！！韓国戦に続き、フィールドの悪魔とゴッドストライカーの合体技が炸裂したァーッ！！っと！ここで試合終了ーッ！！」

グッドタイミングで試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた！

「イナズマジャパンが前半の劣勢から盛り返し、見事な逆転勝利だァーーッ！！」

見事勝利を収めた日本…だがその休憩室は穏やかではなかった…

A「…」
『団子美味いな…』

鬼道「監督は知っていたんじゃないですか！？一星が、何らかの組織から送り込まれた存在であることを！！」

一星への対処…それについて鬼道が趙金雲と久遠に詰め寄っていた

趙「詳しいことは知りませんよ」

鬼道「俺たちには奴の正体を知る権利があります！」

「下がれ鬼道。運営サイドの判断を選手に説明する必要はない」

しかし久遠がそう諌めると、二人は退室…

円堂「落ち着け鬼道」

風丸「お前らしくないぞ」

冷静な鬼道らしからぬ激昂…

鬼道「だが…このチームに裏切り者がいるのは事実だ」

鬼道が一同に対して言う…円堂は難しい表情で

円堂「俺は一星が本当に悪い奴とは思えないんだよなぁ…」

灰崎「なんだと⁉あいつは豪炎寺を手にかけた奴の仲間なんだぞ⁉」

すると灰崎がすかさず言葉を挟む…

万作「鬼道さん、それ本当なんですか⁉」

何も知らなかった万作が尋ねる…

鬼道「それだけじゃない。…忘れたのか円堂、一星は練習でお前を怪我させようとしたんだぞ！」

坂野上「円堂さんに怪我を⁉」

円堂を慕っていた坂野上がたまらず声を上げた…

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