私は蒼き疾風の飼い猫になりました。

31話になるんですにゃ ページ31

あれから数分後…さっきの留実子さんのお母さん。お父さん。そして留実子さんが謝りにきました……そして…留実子さん達が帰った後…

風丸「まったく…公園を独り占めって…」

と、勉強椅子に座って呆れている風丸さん…あの時家から出た瞬間。すごい速さで走っていきましたし…流石は陸上部ですね…そして風丸さんはベッドで横になっている私を抱き締めま…え？抱き締め？…ちょちょ⁉

A「にゃ⁉」赤面
『風丸さん⁉』

風丸「…」ｽｳ…ｽｳ

まあなんとかっこよく可愛い寝顔ですね…じゃなくて⁉近いです近いです！今の状況は…目の前に風丸さんが寝ていて…私は抱き締められてます……でも…あれだけ頑張ってくれたんですし…余程疲れたのでしょう…

A「にゃぁー」
『ありがとうございます。』

すると風丸さんは私を抱き締める力を少し強くし。片方の手で私の頭を…そして…どんどん近づいて…え。まっ、待ってくださいよ⁉まさか⁉

風丸「ん……」

「チュ」

A「⁉」赤面
『……えーっ⁉』

かか、風丸さんと…き、き。キス？え？嘘…今風丸さんと？あのイケメンな風丸さんと？……にゃぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉






…そして翌日。部室に集まっていた選手の方々が夏未さんに呼び出されました…そして私達は寂れた扉の前に…

円堂「夏未のやつは？呼び出したくせにいないじゃんか」

土門「しっかし不気味なところだなぁ；」

私はスケッチブックに「ここら辺は出るらしいので気をつけてください」と書きます。不良が多いらしいんですよ。

全員「出るーーーっ⁉」

あれ？皆さんおばけじゃないですよ⁉

目金「ここは、雷門中学七不思議の一つ、開かずの扉……昔、ここで生徒が忽然と姿を消してしまった……それ以来ここに入ったものは二度と戻ってこないと言う……」

と、その瞬間私の真後ろの扉がゆっくりと開かれました…

風「A！こっちに」

風丸さんは危ないと思ったのか。私を抱き上げ離れます…そしてその扉の向こうに居たのは

夏未「皆揃ったわね？」

そこに居たのは夏未さん……皆さんは怯えた様子から一変、安心した表情になりました。

32話になるんですにゃ→←30話になるんですにゃ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す