水×青 続き ページ5
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水「嫌うわけないよ。いふくんのこと、大好きだもん。」
青「…そっ、か」
そんな重たい質問に、彼は当たり前のように、そしてさらっと愛の言葉をのせて返してきた。
その言葉になのか自分の言動になのか、顔に熱が集まっていくのがわかる。
…彼を照れさせるなんてこと、俺にできるかな。
…きっと、“正攻法”なら絶対に敵わないだろう。
青「…寒かったやろ。何飲む？」
水「ん〜…。ココアミルクかなぁ」
オーダーを了解し、半ばその場から逃げるようにしてキッチンに走った。
なんでまた自分が照れてるんだ。
モヤモヤする思考を振り払うように、食器棚を勢いよく開けた。
俺の柄ではないような、淡い、どちらかと言えば可愛らしいが似合うようなお揃いのマグカップを取り出しつつ、もう片方の手で冷蔵庫の中からココアと牛乳を取り出す。
この技ができるようになったのも、何度も同じように淹れていたからだと実感した。
彼の分にだけ、いつも通り牛乳を多めにいれる。
そして、粉々に砕いた薬もひとついれた。
決して怪しい薬ではない。
…まあ、簡潔に言えば、“そういう気になる薬”。
この前赤組と遊んだ時に、ないこが意図的に置いていったもの。
使用方法とか効果とかは、ご丁寧にも付属の置きメモに事細かく書いてあった。
その置きメモの中には、『入れすぎると腰が死ぬので注意』や『飲み物の味が薄いとバレるので注意』など、ないこの実体験と思われる注意書きもいくつかある。
さっき絞り出した案の中のひとつ。
ベタだけど、これでその気にさせて俺が頑張るしかない。
照れさせるという目標には若干ズレている気もするが、アレならいける気がする。
そんな淡い願望と共に、薬入りココアミルクをかき混ぜた。
…
……
………
青「ん。お待たせ。」
水「ありがと〜」
軽いやりとりを交わしつつ、マグカップを渡す。
両手でマグカップを持つ彼と、コーヒーを飲むかのように持つ自分。
可愛さで言ったらやはり彼の方が上だと思うが、なぜか認めてもらえない。
心底謎だが、とりあえず今は薬のことだ。
ないこによれば、飲んでからしばらくしないと効果は現れないらしい。
その“しばらく”がどれくらいかは書かれていなかった。
そこが一番大事ではないのか内藤ないこ、と突っ込みたくなるのを抑え、ココアミルクを一口啜った。
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りちゃ - すみません。。 させていただいたくすぐりについてはRなしでお願いします。でも激しめにくすぐってほしくて、、w ないしょーとかいたのですがりうらくん，ないこくん，初兎くん，ifくんは書いてほしいです。 2人のペアで書いてほしいです！ 沢山書いてしまいすみません (2023年4月15日 18時) (
レス) id: 30c216dd73 (このIDを非表示/違反報告)
わぺ(プロフ) - 書き方とか表現とか、めっっちゃ好きです！！憧れます…！青組尊すぎました… (2023年3月18日 19時) (レス) id: 6cd1f70c77 (このIDを非表示/違反報告)
sizuku_37(プロフ) - いつも陰ながら応援させていただいてます…！Rのほうも見てみたいのですが開けません。他に方法とかありますか？ (2023年3月12日 11時) (レス) id: 7869c846d5 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 今回の青組が異常に長くなってしまっていますが、そんなことを言っていただけて嬉しいです。ご期待に添えるよう頑張ります✨ (2023年3月8日 18時) (レス) id: ac01b49481 (このIDを非表示/違反報告)
りうっこ(プロフ) - ｱｯ待って好き…！ 青組尊い( ◜ཀ◝ ) 更新応援してます！待ってま〜す (2023年3月8日 16時) (レス) @page6 id: f1c35a80bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐雪@すいでい#狐雪へ手袋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koyuki41/
作成日時：2023年1月26日 9時
