水×青 ページ1
餃子好き！！！さん、リクエストありがとうございます！
大変遅れてしまい申し訳ないです…
.
青side
水「…ふふ、かわいい。」
青「だっ…から、かわいくなんてないって…！」
水「いーや、かわいい。世界一かわいい」
青「っ…！？」
なぜ、昼間からこんな甘ったるい言い合いをしているのか。
それは、つい5分前のこと。
お昼ご飯の片付けも終わり、本でも読もうかとソファに腰掛けた時だった。
2人分のコーヒーを淹れてきてくれた彼氏が、コーヒーを置くや否やで覆い被さってきて。
お互いの鼻が触れ合いそうなほど近くにある、整った彼の顔。
そんな彼の顔とは対照的に、多分、今の俺の顔は驚きやら戸惑いやらで酷いことになっている気がする。
照明は彼自身が体で遮っているはずなのに、こちらを見てくるシアンの宝石が、ギラギラと輝いて眩しい。
その眩しさに耐えきれず逃げようとしても、ソファの肘掛けで退路は塞がれいる。
手は当然の如く押さえつけられいて、力が上手く入らない足なんて使い物にはならない。
どう足掻いても逃げ出せそうにないこの状況を前に、だんだんと迫ってくる彼を受け入れる他ないのだと悟ったのだった。
そっと、彼にしては優しい、触れるだけのキス。
一瞬のはずなのに、とても長い時間が経った気がして、幸福感に包まれて。
もっとその幸福感に包まれていたかったが、さすがにいつまでもそうしているわけにはいかない。
お互いがお互いを惜しむように離れ、彼が数秒の間を空けた後に、一言。
そして、冒頭に戻る。
お互いに意見は一点張りで、一向に譲ろうとしない。
…多分これは、絶対に決着がつかないやつだ。
もはや言い返すのも億劫になってきた時、同じことを考えたのか、それとも諦めたのか、少々不満そうな声を漏らしながら立ち上がった。
水「え〜…。じゃ、僕買い物行ってくるね。何か買ってくるものある？」
青「え？…あー…特にないな。行ってらっしゃい」
水「行ってきま〜す」
そう言うや否や、遠くの方で、ガチャン、と玄関が閉まる音がした。
急すぎないかとは思ったが、さっき言い合いをしている間に準備はしていたようだ。
コーヒーも、いつのまにか彼の分は飲み干されている。
少しだけ寒くなった気がする部屋の中に、コーヒーを啜る音だけが響く。
…いつも彼は、余裕そうな顔をしている。
ハグも、キスも、…その…そういうことまで。
俺ばかり照れさせられるのはちょっと…気に食わないわけで。
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りちゃ - すみません。。 させていただいたくすぐりについてはRなしでお願いします。でも激しめにくすぐってほしくて、、w ないしょーとかいたのですがりうらくん，ないこくん，初兎くん，ifくんは書いてほしいです。 2人のペアで書いてほしいです！ 沢山書いてしまいすみません (2023年4月15日 18時) (
レス) id: 30c216dd73 (このIDを非表示/違反報告)
わぺ(プロフ) - 書き方とか表現とか、めっっちゃ好きです！！憧れます…！青組尊すぎました… (2023年3月18日 19時) (レス) id: 6cd1f70c77 (このIDを非表示/違反報告)
sizuku_37(プロフ) - いつも陰ながら応援させていただいてます…！Rのほうも見てみたいのですが開けません。他に方法とかありますか？ (2023年3月12日 11時) (レス) id: 7869c846d5 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪(プロフ) - 今回の青組が異常に長くなってしまっていますが、そんなことを言っていただけて嬉しいです。ご期待に添えるよう頑張ります✨ (2023年3月8日 18時) (レス) id: ac01b49481 (このIDを非表示/違反報告)
りうっこ(プロフ) - ｱｯ待って好き…！ 青組尊い( ◜ཀ◝ ) 更新応援してます！待ってま〜す (2023年3月8日 16時) (レス) @page6 id: f1c35a80bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐雪@すいでい#狐雪へ手袋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koyuki41/
作成日時：2023年1月26日 9時
