＃12 ページ12
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阿『...ね、A、電話は繋げたままご両親に連絡できる？』
『...え？うん、』
阿『今日は俺の家に泊まって。
あれじゃ、家に入れないし』
『分かっ、た』
急いでお母さんに"講義で遅くなったから今日は友達の家に泊まる"との連絡を入れた。
すぐ既読がついて、了解、のスタンプ。
両親のことが心配だけど...
遅いし、外に出ないだろうし。
ストーカーが外にいるなんて言ったら、警察沙汰になるだろう。それだけは避けたい。
阿『とりあえず、俺ん家の住所送るね
今からそっち向かうから、ゆっくりでいいよ』
『分かった...っ』
阿『あと、何かあったらすぐ電話して
とりあえず一旦切るね』
後ろでガチャガチャと音が聞こえた
多分、すぐ来てくれるのだろう。
その後、送られたきた住所を頼りに夜道を歩く。
バイト先からかなり近くて、とりあえずはそっち方面を目指すことにした。
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阿「Aっ...！！」
「っあ、阿部ちゃ」
阿「っなにもされてない？大丈夫？」
「っうん、」
阿「後ろ、乗って？」
言われた通りに、阿部ちゃんの後ろに乗った。
逞しい背中、意外にも広い肩幅
男っていうのを、見せつけられた気がした。
阿「捕まってて」
「っわ、」
腕を掴まれたと思えば、腰に巻きつけられた
阿「ちゃんと捕まっててね？行くよ？」
「っうん、」
走り出した自転車に振り落とされないように、阿部ちゃんの腰にぎゅっと捕まっていた。
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阿「着いたよ」
「ここ、...」
阿「Aのバイト先から近いでしょ？」
「うん、」
本当に近い、
体感3分くらいだった。
阿「お母さんには話してあるから、気にしないでね」
「ありがと...っ、」
阿「ご飯食べた？」
「うん、賄いあったから」
阿「じゃ、お風呂入ってきな？
タオルは棚に入ってるから、見たら分かると思う
シャンプーとか、あるの使ってくれていいから」
そんなこんなで、初めての阿部ちゃん家にお邪魔することになった。
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ふかこじ担です - とても面白かったです！ふっかバージョンも見てみたいなァ…(˶' ᵕ ' ˶) (2022年11月18日 8時) (
レス) @page9 id: 1287dae6ae (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - 裏気になります。🖤可愛かったですね。 (2021年12月22日 16時) (レス) @page39 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - １％の可能性を１００％信じる人さん» ありがとうございます！！裏ですか…！！前向きに考えてみます…！！ (2021年5月4日 22時) (レス) id: 239b75ab1f (このIDを非表示/違反報告)
１％の可能性を１００％信じる人(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました！この作品の裏話をベッターで書いてもらえませんか？この作品大好きで…考えてみてください！ (2021年5月4日 22時) (レス) id: 1757092766 (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - 恵比寿寄りの目黒さん» まさかのなっちゃったやつですか笑 もう仕方がないとしか言いようがないですね...笑 (2021年4月26日 11時) (レス) id: 239b75ab1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こようぃん
| 作成日時：2021年4月23日 21時
