＃11 ページ11
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「ここ、私の家」
阿「結局、何もなかったね」
「だから大丈夫だよって言ったのに...
明日からは電話でいいよ？」
阿「んー...」
「...じゃあ、阿部ちゃんが忙しくない日だけ。
って言っても、いつも忙しいよね...？」
提案したのはいいものの、阿部ちゃんが暇そうにしてるのを見たことがない。
常に大学にいるし...いないとしても家ではずっと勉強してるらしいし。
2回生にして勉強を怠ってる私とは大違いだ。
阿「んじゃ、そうしてもらってもいい？」
「うん...、ほんとにごめんね？ありがとう」
阿「じゃ、帰るね。また、明日」
「うん...！またね」
.
.
.
『阿部ちゃん、足音する』
阿『近い？』
『うん、近い...話、聞かれるかも』
阿『電話は繋いだままね、』
今日は、いつもに増して足音が近かった。
何もされてないとはいえ、やっぱり怖い。
チラッと後ろを見ると、やっぱり何処かで見た事のある顔。
でも、暗くてその顔はよく見えない。
『っあ、いなくなった...』
阿『ほんと？ほんとに大丈夫？』
『うん、足音遠ざかってるよ』
阿『とりあえずはよかった...
でも、家着くまでは繋げておいてね』
何故か遠ざかっていった足音
とりあえずは一安心、かな。
そのままたわいもない話をしていると、家に着いた。
着いた、けど、っ
ある光景を見た瞬間、急いで来た道を引き返した。
阿『A？どうした？』
息が荒くなった私に気づいたのか、そう問いかけた
『家の前に...ストーカー、いた、』
阿『...え』
『家、入れない、』
阿『...A、ビデオ通話にできる？』
言われた通りビデオ通話にすると、部屋着姿の阿部ちゃんが画面に映し出された
阿『ありがと、それで...その、光景、映してくれない？』
『...うん、分かった』
近くにあった隔たりに背を預けて、スマホを持つ手だけを伸ばした
『映ってる...？』
阿『大丈夫、映ってるよ』
少し焦りが滲む私の声とは違い、冷静な阿部ちゃんの声
落ち着け、私、
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ふかこじ担です - とても面白かったです！ふっかバージョンも見てみたいなァ…(˶' ᵕ ' ˶) (2022年11月18日 8時) (
レス) @page9 id: 1287dae6ae (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - 裏気になります。🖤可愛かったですね。 (2021年12月22日 16時) (レス) @page39 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - １％の可能性を１００％信じる人さん» ありがとうございます！！裏ですか…！！前向きに考えてみます…！！ (2021年5月4日 22時) (レス) id: 239b75ab1f (このIDを非表示/違反報告)
１％の可能性を１００％信じる人(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました！この作品の裏話をベッターで書いてもらえませんか？この作品大好きで…考えてみてください！ (2021年5月4日 22時) (レス) id: 1757092766 (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - 恵比寿寄りの目黒さん» まさかのなっちゃったやつですか笑 もう仕方がないとしか言いようがないですね...笑 (2021年4月26日 11時) (レス) id: 239b75ab1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こようぃん
| 作成日時：2021年4月23日 21時
