恋愛の方程式 (ページ13)

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＃13 ページ13

ジョンハン「何、気にしてたの？」

笑顔で言うジョンハンくんは、私には

すごく眩しい。

ジョンハン「っていうか、あんな奴ら

　言い返せばいいのに」

A「、、、それができないから、、

　こうなってるんだよ、、」

ほら、今もまた

ジョンハンくんと喋ってるだけなのに

睨みつけられる。

ジョンハン「でもさー」

ジョンハンくんは、椅子を浮かしてぶらぶらさせて

こう言った。

ジョンハン「別に、良くない？

　適当な関係で、適当な友達作るよりも、本当に信じあえる

　一人の友達が居れば、それでいいって俺は思える」

ジョンハンくんの言葉は

私の心に溶けていく。

こんな人、初めて

こんな不思議な気持ちになったの、初めて

でも、私は

ジョンハンくんと

友達になりたい。

そう思った。

六限目が終わって、やっと放課後

私は、いそいそと帰りの用意をする。

横では、ジョンハンくんとクラスメイトの何人かが

楽しそうにはしゃいでて

それがすごく

羨ましかった。

こんな私でも

一人くらいは

数学の問題集とか学級委員の名誉とか

そんなんじゃない

大切な人が

居て欲しい。