＃12 ページ12
ケラケラと笑う女子たち
そんな空気を、一気に壊したのは
やっぱりジョンハンくん
ジョンハン「お前ら、よくそんな堂々と悪口言えんな。
俺は、お前らと関わりたくないんだけど」
ジョンハンくんの冷たい視線は
女の子たちに、突き刺さっていた。
「まあ、良く分からないがとりあえず、授業始めるぞ」
その言葉に、ホッとして
胸を撫でおろして、席に着くと
頬杖をついて、私のことを見つめてくるジョンハンくんと
そんな様子を睨みつけてくる女の子たちの
視線が私に集まる。
なんとか、授業を乗り越えて
私は、自分から話しかけるのなんて怖いけど
ジョンハンくんに歩み寄った。
A「あ、あの、、っ、、、、さっきは、、、
ありがと、、、、、」
ちゃんと言えたかな
嫌われるかな
何コイツって思われるかな
ううん、きっとジョンハンくんはそんな人じゃない
だって、私のことをキョトンとした目で見てから
すっごく爽やかで、
可愛い笑顔で
笑ったもん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 409人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スピカ | 作成日時：2022年5月13日 21時
