藍沢先生が体調不良4(リクエストOK)

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「まだフラフラする」そういうと新海は一瞬驚いた顔をしたけど「そうか、まだ休んでた方がいいな。仕事の事は気にしなくていいから」と言ってくれて申し訳ないなと思ったけどさっきみたいに仕事に戻るという選択肢があるほどの元気はなかったため新海の言葉に甘えることにした。



新海「なにかあったら連絡しろよ」



新海はそれだけ言って仮眠室を出て行った。

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新海side


俺が軽食をもって仮眠室に戻ると藍沢はボーッと横になっていた。


新海「軽い食事持ってきた。何か食べるのが難しかったらジュースでもいいけど」


そういうと藍沢は申し訳なさそうに

藍沢「悪い…食欲がない…ジュース貰う…」

って言うからそんな申し訳なさそうにしなくていいのに…と思いながらジュースにストローを挿して藍沢に手渡した。



ジュースを飲み終わると「少しまだ目が回る」と正直に訴えてきた藍沢には驚いたけどそれだけ怠いしキツイんだろうなと思って俺は「そうか、まだ休んでた方がいいな。仕事の事は気にしなくていいから」と言って「なにかあったら連絡しろよ」それだけ釘を刺すように言って仮眠室をでた。



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次の日、藍沢は脳外で日勤が入っていた。

体温を測ると37.2度と微熱があったため帰るように言ったが結局俺が折れて藍沢は内勤のみシフトに入ることになった。




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藍沢side


２日後


新海「藍沢、休憩に入れ」


藍沢「これが終わったら休憩に入る」


新海「あのなお前の場合救命からコンサルが入ったり緊急オペになったりして後から休憩に入るって言うのが難しいだろ？だから時間があるときに休憩をとれって言ってんだ」


藍沢「別に休憩がなくても問題ない」


新海「あのなー……」



この「休憩をとる」「とらない」の言い合いが始まったのは十数分前。


新海「藍沢！休憩！」


藍沢「問題ない」


この噛み合ってるような噛み合ってないような会話を何回も繰り返していると新海に




新海「この間、そうやって休憩を取らずに働きまくって貧血起こして倒れたのはどこの誰だ？」


と、どこか不適な笑みを浮かべてそう聞かれて返す言葉がなく、俺は渋々持っていたカルテをデスクに置いて財布を持って売店に向かうことにした。


まぁ、迷惑かけたのは事実だよな…なんて考えながら新海の勝ち誇ったような笑みを背に売店へ食事を買いに向かった。

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