12 ページ33
藤川side
はるかに言われて藍沢の病室にきたけど……
あの藍沢が「なにかあったか？」って聞いても「別に」とか「なにも」とかいって教えてくれるはずがない。
けどみんなのことも藍沢自身のことも考えればこのままにしておくこともできないから結局、聞くしかない。
ということで俺を筆頭に名取、白石、緋山、はるかがついてきた。
灰谷は当直だったため帰宅、横峯は藍沢を1人にしないように病室にいて、雪村は医局に誰か来たときにわるいため残ってもらっている。
藤川「なぁおまえらさーそんなに藍沢のことがきになるなら自分で聞けよ」
緋山「仕方ないでしょ？私は子供の扱いとか苦手だし……あんたしかいなかったのよ！わたしだってねできればあんたなんか頼りにしたくないわよ」
と毎度の事だがムカつく発言を連発する緋山。
でこれを毎回毎回ムキになって俺も言い返しちゃうんだよな〜
今日ははるかの冷たい視線が怖いからそんなことしないけど……
なんやかんやあったけどやっとたどり着いた藍沢の病室。
名前を確認して入るとすでに目を覚ましている藍沢と藍沢のベッドサイドに座っている横峯。
冴島「ありがとう、横峯先生」
横峯「いえ」
白石「確か横峯先生は当直だったわよね？今日はもう定時を過ぎてるから帰っていいわよ」
横峯「ありがとうございます、お疲れ様でした」
緋山「おつかれ〜」
横峯を送り出して藍沢のベッドの周りを囲む。
藤川「藍沢〜お腹すいてないか？」
そう聞くとゆっくり首を傾げる藍沢。
冴島「一応軽い食事を用意しますね」
そういってはるかは食事の準備をしに行ってくれた。
名取「とりあえず、食事をとるなら座らした方がいいですよね？」
藤川「そうだな」
名取と２人がかりで藍沢をベッドに腰掛けさせるとタイミングよくはるかがお粥を運んできてくれた。
藤川「藍沢〜少しでいいから食べような〜」
藍沢「ふじかわせんせ、なとりせんせ、となり…」
はるかからお粥を受け取って藍沢に渡そうとすると藍沢が自分の腰かけてるベッドの両サイドを叩いて俺たちの事を見上げていた。
名取はあぁそういうことかという顔をして藍沢の右隣に座る。
名取「藤川先生も！」
と名取にせかされて俺も藍沢の左隣に座るとわかりやすくうれしそうにする藍沢。
要するに隣に座ってってことだったのか！と分かり、
可愛いな〜こいつなんて思ってると緋山にジェスチャーで早く食事をとらせろと指示されたため藍沢にお粥を食べるように渡すといやいやと首を横にふる藍沢。
次はなんだ……？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 239人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
明日香 - ゆうかさん» ありがとうございます。面白いと言っていただけて光栄です。これからも頑張っていきますのでまたのリクエストお待ちしています！ (2019年3月18日 17時) (
レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - リクエスト書いて頂いてありがとうございました！！面白かったです！またリクエストしますね♪ありがとうございました！！ (2019年3月18日 13時) (レス) id: 0721983257 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - こんさん» わかりました。頑張って書かせていただきます！マイコプラズマ肺炎は完治まで結構かかるみたいなので毎度なんですが話が長くなってしまうかもしれませんがご理解いただけると幸いです。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2019年3月15日 22時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
こん - リクエストお願いします！藍沢先生がインフルエンザとマイコプラズマ肺炎を併発するのが見たいです！看病する人はできれば男性人がいいです！よろしくお願いします！ (2019年3月15日 22時) (レス) id: 391160b051 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - ほまさん» アンケートに答えていただきありがとうございます！暴行のお話ですか！結構、体調不良表現より余談の方が多かったかな？と思っていたのですが気に入って頂けたなんてありがたいです！これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2019年3月9日 18時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
