ななふく達のSルート (ページ6)

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ナプスタブルークを消して....少し歩いた....
謎解きなど力業で解決した
ここにはもう誰も居ない。
次はあいつだ....
不気味な笑みを浮かべて歩く
「大変.....予定より時間がかかっちゃいました...」
そう少し落胆するようにトリエルが言い。ケータイを使って電話を掛ける。
すると目の前から、ケータイの着信音が聞こえた
びっくりして見るとそこには待たせたはずの夜凪の姿が見えた
「え!?まさか、ここま、一人で来たの?」
「ケガは?大丈夫?」
そしてトリエルは一つの違和感を感じた.....
けれど、それは微妙に引っ掛かりを得る程度で....
彼女は分からぬ違和感をスルーした
「こっちへ来て」
「回復してあげますから」
そう言って包帯を取り出して、トリエルはケガをした場所を治した
「ずっと、ほったらかしにしてごめんね」
「あなたを驚かせようと考えてたんだけどね?」
「えーと、まぁ、これ以上隠しても仕方ないよね」
「こっちにおいで」
「ついてきて」
そう言ってトリエルは手を取り、遺跡の中の家へと入った

「良い匂いでしょ?」
「サプラーイズ!!」
「バタースコッチシナモンパイを焼いたんだよ!!」
「あなたが来てくれた、お祝いにね!!」
「ここで、楽しく暮らしてもらいたくて....」
「だから、今夜は、アップルパイは我慢するよ!」
「ほら、入って。他にも見せたい物が有るんだよ」
そう言って、悪い予感を気のせいだ、と振り払い
手を引いて、家の奥へと入る。そして、一つのお部屋の前で立ち止まり
「ここが、」
「あなたのお部屋だよ」
「気に入ってもらえると良いんだけど...」
そう言い頭を撫でるトリエルの笑顔にケツイが揺らぐ.....けれども一度決めたケツイ。もうアトモドリはできない

「うん?...焦げ臭い....大変!!」
「ゆっくり、していてね!!」
そう言ってトリエルは台所の方へ向かった
その間、夜凪は部屋に入った
良いとも悪いとも言えぬ部屋だ
今はとにかく寝よう
そう思い、ベッドに飛び込んだ

*そう、お前はもう......