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……っっびっくりしたぁぁ。
私の肩から顔を上げてヘラっと笑うラウは年相応で、キスされるかもって思った私は最低だろうか。
不覚にもドキドキしちゃったよ。
｢Aちゃん、行こっ｣
差し出された手を取ると、数年前は頼りなかった小さな手が今では私の手をすっぽり包めるくらい大きくて、じっと見ていたらグイッと引き寄せられた。
｢かっる〜！ よし！お腹空いちゃったから、なんか食べよう！ね？｣
｢……ラウ｣
私は全然駄目だ。
ラウより大人な事は確かなのに、いちいち戸惑う私と違ってラウはしっかり空気を読んでる。
私が怒れば、素直な男の子になって。
私が喜べば、共にはしゃいで。
私が戸惑えば、こうして"大丈夫だよ"って雰囲気を作ってくれる。
ラウの方がしっかりしてるなぁ。
｢なに食べる〜？ 昼は洋だったし、和？中華もあるじゃん！｣
手を繋いでない方の手でパンフレットを器用に見ながら、これは？と私の顔の前に持ってきてくれて｢寒いしラーメン良いね｣と言えば、決まりね！と、長い足で迷うことなくお店へ導いてくれた。
｢ふふ｣
｢なに？(笑)｣
｢ラウはきっと良い男になるね。今もだけど、大人になったらもっともっと｣
｢……なにさ、急に｣
正面から向き合って笑いかけると照れちゃって両手で顔を隠した。
こういうところは可愛い。
｢素直に思った事を伝えただけですよ｣
よく素直じゃないって言われるからさ。
たまには素直になろうかなって。
｢そんなに見つめないで。照れちゃう｣
｢かーわいいっ！｣
｢もうっ！ あ、ほら来たよ！ 早く食べちゃってね！まだ遊ぶんだから！｣
｢はいはい！｣
熱々のラーメンを食べてから、その後も閉園間近まで遊び尽くした私たちは、そのまま最終の新幹線に乗って東京へ戻った。
帰りは体力を使い果たしたのかラウは殆ど寝てて、その寝顔が可愛くてカシャっと一枚カメラで撮ったのは秘密。
.
深｢Aちゃん、ちょっと此処に座りなさい｣
｢は？｣
数日後、事務所に行けばふっかに捕まり、何故か自分の足の上に座れって。馬鹿ですか？
深｢俺は悲しい！｣
｢なにが？｣
今度は大袈裟に声を張り上げて腕で目元を隠す。
私はふっかを悲しませる何か重大な事をやってしまったのか？と、頭を捻っていたら、
佐｢Aーーーっ！ ずっりーぞっ！！｣
｢うひゃっ！？ なに？ なんなの？｣
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ゆきんこ(プロフ) - kochimiasakkunさん» コメント有難うございます!! そうですよね！コソコソ皆がいるとこで隠れてやるからエロい（笑）そしてワクワクします。卒業スペシャルこの三日間で何度見たことか（笑） 照らし合わせて見てもらうとまた楽しんでもらえるかもです！こちみあさん！お名前覚えてますよ(^^) (2020年12月17日 22時) (
レス) id: 47adab0070 (このIDを非表示/違反報告)
kochimiasakkun(プロフ) - 最っっ高ですね！ふとんでコソコソイチャイチャ…なんだか、普通にイチャイチャするよりエロい。。ひとまず、卒業SP動画、見直しながらニヤニヤして来ますね！！笑（以前こちみあでコメントした事あるのですが、Twitterでログインしてるので名前違います） (2020年12月17日 18時) (レス) id: af91ee454d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 美紀さん» 美紀さま、ありがとうございます！美紀さまもお体気をつけてくださいね(^^) (2020年12月3日 7時) (レス) id: 83fde2196b (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月1日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2020年12月1日 11時
