2 ページ13
・
あー、トイレトイレっと。
男子トイレに入ろうして聞こえた会話。
「アイツ女の癖に調子のってるよな!?」
「最近はバク転が出来るようになったからって先輩たちに自慢してたけど、めっちゃ周りで落ちても大丈夫なようにスタンバイされてんの!」
あーはいはい、嫉妬してるんですかね?君たち。
「ほんと女だからって…」
深「おい、男の癖に影でコソコソ悪口言ってる暇あんなら、お前らもバク転くらい出来るようになったら?」
男の嫉妬は醜いよ〜?
と、肩に手を置いてやればヒクヒクと頬を引き攣らせてる後輩Jr。
たまに入ってくんだよね。
こういう見た目だけで中身が伴ってないやつ。
慌てて出て行った後輩は、次の日からレッスンに来なくなった。
「あれ? アイツら居なくなったの?」
深「おう、レッスンについていけないから辞めますって」
「ふうん、そっか」
深「せっかくバク宙できるようになったとこ見せられたのにな?」
よしよしと頭を撫でたら猫みたいに目を細めて笑うA。
「ん。でも、もういいわ」
深「いいんだ?」
「ふっか達との仲が深まったしね」
さらっと良いこと言って笑うコイツが心底可愛い。
俺たちの姫さんは負けん気が強くて努力家で、んでもってめっちゃ良い奴。
深「A、このあとみんなでラーメン行くけどくる?」
「お!いいねぇ、行く!」
6人の中に気づいたら当たり前のようにいたA。
同じグループじゃないことが不思議なくらい、本当に常に一緒。
だから数年後、同じグループのメンバーになるのは運命で決まっていたのかもなんて。
.
2977人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆきんこ(プロフ) - のんさん» ありがとうございます!!頑張ります(^^) (2021年8月18日 21時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ツイッターフォローさせていただきました。よろしくお願いします。これからも楽しみにしてますね。 (2021年8月18日 20時) (レス) id: f1f38f9fe9 (このIDを非表示/違反報告)
Yume(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!Snow Manみんなそれぞれ良いですよね(^^)全員を上手く出せるように頑張ります!身体の気遣いもありがとうございます!美紀さんも気をつけてくださいね(^^) (2020年6月24日 16時) (レス) id: 9984191ae6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年6月23日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆ゆきんこ☆ | 作成日時:2020年6月18日 23時