先輩と後輩の壁【赤司征十郎】 (ページ11)

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11 呼び方ページ11

虹村side

『ハー、楽しかった！！』

「はぁ...そりゃあよかったな」

結局、青峰、赤司、俺とやって、結城は満足気に寝っ転がった

『あおくんは誤魔化せたけど赤司くんは無理かー』

「外から見て対策を考えていたので...初見では勝てませんよ」

結城の負け惜しみにお世辞を言う赤司

そう、青峰を翻弄した結城を赤司は完封したのだった

俺も何度もやってっから当然勝ったけど...普通難しいんだけどな

「ねーゆうちん」

『んんっ！...なんだい？』

「赤ちん以外変な呼び方するよね～」

「確かにそうだが、お前が言えたことじゃないのだよ...」

紫原は～ちんと独特の呼び方をし、それに結城が悶えているのは言うまでもないが、

『2人は嫌かな？"さきくん"？"りまくん"？』

「いや、誰だよ」

青峰のツッコミに頷く

結城曰く名字から2文字取ってるだけ

確かにそうだが、青峰以外取る位置がおかしい

『あおくんと赤司くんはいい感じが無かったんだよねー』

「じゃあ赤司は"あかくん"で良いんじゃね？」

『あー、あかくんはもう居たからね』

その言葉と一瞬見せた表情で思い当たることがあった

まだ、なんだな

その事実を再確認させられた

『いっそ名前から...はっ！セージュとかどう？？』

「なんでそうなる！」