異種族の国の中枢神経【実況者】三 (ページ1)

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神の話とはじめの語りページ1

「皆様こんにちはこんばんは

私、時々語り部を致します

エーミールと申します

意識世界の

過去の悪夢を映す夢の世界に閉じ込められた私達

どうなるのでしょうね...

さて、今回はそうですね

神と悪魔について、話しましょう

この世界には天空の大地、天界に住む

世界を統治する神様と

神様は神様でも、聖なる者ではないとされる魔神

そしてまた別の世界にいる神様、邪神等がいます

あと、無駄に力は強いが出来損ないとされている神様とか

神には明確な強さの差と位階があり

それぞれ皆の手下に天使がいます

誰も見たことはないそうですが、一番偉いのが

私共の国でも信仰されている『創造神』です

世界の全てを決めているのはその人だそうです

そして神の手の及ばぬ、真反対に生きるのが悪魔

夢...睡眠欲、性欲、食欲、知識欲、財欲

それぞれの欲を糧にして生きる種族です

神とは相性が悪いですが、神の中には悪魔さえ利用し

秩序を整えようとする神もいるとかいないとか

さて、前巻と同じく

ここで語られるのは

とある言葉で『暴力』の意をもつ名を冠された国の

『中枢神経』と呼ばれる

我々の物語です」

　