第71話 桃源郷 ページ24
その日の夕方
ユウキside
腰の痛みはしんぺいさんに少し和らげてもらい
城の前で待ち合わせていると
鬱「お待たせ〜」
珍しく眼鏡外した鬱先生と反対に眼鏡をかけたコネシマさん、被り物らしきものを持ったトントンさんがやってくる
ﾕｳｷ「なんですか？その格好」
ｺﾈｼﾏ「『素顔』と『本名』がバレたらアウトやねん、今から行くとこ」
鬱「やから一応の変装をなぁ、お前はホレ」
バサリ、と黒くて格好いいジャケットを渡される
ﾄﾝﾄﾝ「あとこれな」
そういったトントンさんに眼鏡をかけられる
ｺﾈｼﾏ「ジャケットはグルッペンからやで...アイツ甘いよなお前に」
ﾄﾝﾄﾝ「俺らもあの人のこと言えんと思うで」
ﾕｳｷ「ありがとうございます、三人とも」ﾆｺｯ
グルッペンさんには帰ったらお礼を言おうっと！
ﾕｳｷ「それで、これから何処に？」
鬱「あぁそれはついてからのお楽しみやで」
ﾕｳｷ「えぇ...教えてくれないんですか」
ｺﾈｼﾏ「初見の方がいいで、あれは」
そういってコネシマさんはニヤッと笑った
ーーーーーーーーーー
数十分後
内心困惑しているもののいつもどうり喋りながら
街を出て、十数分
城からは何故か視認できなかったが
橙色の門に所謂中華風、和風と言われる建物が一本の道を中心に立ち並ぶ街
門と同じく橙色のランタンが建物の前に連なってぶら下がって綺麗だ
ﾕｳｷ「ここは...」
鬱「ここは花街、街の手前は飲食店やけど奥に進むに連れて如何わしいお店になってくんやでぇ」
ﾄﾝﾄﾝ「手前にもそういう店はあるけどな...」
ｺﾈｼﾏ「さっさ行こうや、ここは香水臭くて苦手やねん」
歩き出した三人のあとに続く
と、いつのまにか豚のマスクを被ったトントンさんが少しマスクを上にずらして言ってくる
ﾄﾝﾄﾝ「離れんなよ？あと、気を付けろ」
ﾕｳｷ「何にです？」
ﾄﾝﾄﾝ「ここの女、中には正体がヒトやないもんも多い、何してくるかわからんからな」
警戒心強いなぁ、と苦笑いを浮かべていると...
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夜月ルナ(プロフ) - 海玲 ミレイさん» ミレイさんコメントありがとうござます！フェアリーテイルは漫画を全巻読んでいまして、それこそ魔法の参考にさせて頂いていたりしています。 (2021年1月2日 21時) (
レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです！ もしかしてフェアリーテイル知っているのですか？ (2021年1月2日 7時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - バリバヒさん、ありがとうございます！頑張って書いていきます！ (2019年12月6日 18時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
バリバヒ - 続き期待してます、すごい壮大で美しい物語ですね (2019年12月6日 16時) (レス) id: dc5f1fb27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月ルナ | 作成日時：2019年12月1日 9時
