第58話 奪還完了 ページ11
カチャ、と剣をしまってユウキが此方を向く
瞳を細めて、申し訳なさそうな顔をする
ユウキ「グルさん、皆さん...ごめんなさい、俺の、せいで、戦争まで..」
オスマン「ユウキのせいじゃないよ」
グルッペン「お前が、助けてと言ったからだゾ」
ユウキ「え...あれ、声になりませんでしたよね」
ゾム「なんの話やの」
グルッペン「唇の動きでわかった」
その言葉にユウキがぶわっと顔を赤くする
ユウキ「ッ、じゃあ、最後のも!?///」
グルッペン「はは、どうだろうな」
ゾム「なんの話やの!?なぁぁ!」
ギャーギャー言い合って、いつもの様な笑いが起こる
一呼吸置いてユウキが少し悪戯げに笑って言う
ユウキ「じゃあ、さっさと戦争を終わらせるために...誰がいいかな...鬱先生、ゾム、ついてきてくれますか?」
何をするつもりなのか、ワクワクして仕方ない
ユウキがグルッペンにだけ耳打ちしてまた笑う
グルッペン「いいゾ、行ってこい」
トントン「何するつもりなんですかねぇ...」
コネシマ「俺らは、さっきの魔法陣の所で待っとくな」
ロボロ「え"、マジで何するつもりなん?」
エーミール「はよしてくださいねぇ〜」
ユウキ「はい!じゃあまた後で!」
トン·ロボ「「うぉい!!!聞けや!!!」」
トントン達を無視して行くユウキに続く
先程までいた部屋の三つほど隣の部屋に入っていく
王の自室らしき豪華絢爛なその部屋の隅の一転をユウキが押すと、その場所に真下へ続く小さな扉とはしごが現れる
鬱「ヤバい部屋に繋がるタイプのギミックですやん」
ゾム「ホンマに、ヤバそうな気配がするな」
ユウキ「指令室、会議室の間のアル様のコレクションルーム...隠し部屋への入り口です」
言いながら三人ではしごを降りる
降りた先には長方形の少し狭めな部屋だった
61人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜月ルナ(プロフ) - 海玲 ミレイさん» ミレイさんコメントありがとうござます!フェアリーテイルは漫画を全巻読んでいまして、それこそ魔法の参考にさせて頂いていたりしています。 (2021年1月2日 21時) (レス) id: 012def0b6c (このIDを非表示/違反報告)
海玲 ミレイ - 初コメです! もしかしてフェアリーテイル知っているのですか? (2021年1月2日 7時) (レス) id: 4fcf758c47 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - バリバヒさん、ありがとうございます!頑張って書いていきます! (2019年12月6日 18時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
バリバヒ - 続き期待してます、すごい壮大で美しい物語ですね (2019年12月6日 16時) (レス) id: dc5f1fb27a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜月ルナ | 作成日時:2019年12月1日 9時