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横「なぁ‥‥」
困らせてる、
分かってる
『ごめんなさい』
横「大倉とどっくんに言われてん
はやくAのこと楽にさせたりって」
早く言ってよ
そう思う自分と
もう少し、幼なじみでいたい
そう思う自分がいる
横「あんま意味分からんかってんけど、今わかった気がする」
うつむく私のあごを
長い、白い指で持ち上げる
横「A、俺のこと好き?」
ずるいよ
バックに夕日つけて
かっこいいに決まってる
『うん‥‥っ』
好きだってこと認めるに決まってる
横「そっか‥‥」
『よこや‥‥っ』
推定距離、3センチ
くちびるに、違和感
横「いつから?」
まつ毛が長い
息がかかる
『ずっと‥‥っ
‥‥‥ずっと好き‥』
2度目の、くちびるへの軽めの圧力は
違和感なく受け入れられる
横「俺も
A、好きやで
‥‥‥‥ずっと前から」
ほら、また目をそらす
でも、今日からは
目をそらしたあとも私が映るように
『ゆーくん‥‥』
キスをして
私の方を向いてもらおう
__fin
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作者名:桜ンボ | 作成日時:2019年5月8日 23時