小瀧と重岡。

小瀧と重岡と収録。4 ページ5

黄



流星が余計なこと言うもんやからのんちゃんはもう威嚇モード。しげを後ろから抱きしめて流星を警戒してる。



橙「 おうなんやなんや。今日の望はヤキモチ焼きか〜？ 」

赤「 たすけてあきと〜 」



思ったより強い力で抱きしめられてるのかちょっとしげが苦しそう。そんな時に話しかけてもうたもんやからしげが照史に手ぇ伸ばしてのんちゃんは照史にも威嚇モードに入った。



桃「 あきとも流星もあかん！ 」

赤「 小瀧どしたんよほんまに〜 」

桃「 なにが！ 」

赤「 いっつもこんなんちゃうやんか〜 」



なんて後ろから抱きしめてるのんちゃんの腕をぽんぽんと叩くと、少しだけのんちゃんの腕が緩んだ。そんでぽつぽつと話し始める。



桃「 …あんな、 」

赤「 うん 」

桃「 さっきちょっと寝た時にな、 」

赤「 おう 」

桃「 …しげがどっか行っちゃう夢見たん 」

赤「 あー 」



それを聞いてしげも俺らメンバーも大体の察しが着いた。さっきの仮眠で不安になっちゃったからいつも以上にひっつき虫になったんやな。



赤「 それは寂しかったな〜 」

桃「 だから今日しげはおれのやねん 」

赤「 そうやな。今日のしげちゃんはのんちゃんのですよ 」



しげは小瀧を甘やかすと決めたのかいつもより優しい声でのんちゃんの頭を撫でた。それのおかげかのんちゃんはふにゃりとスマイルを見せてくれた。



赤「 よーし、今日はニコニコ天使ちゃんがのんちゃんちに泊まっちゃお 」

桃「 え！泊まってくれるん！ 」

赤「 今日は俺とゆっくりしよ？ 」



ってのんちゃんを見ながら首をこてんと傾げたしげ。…あいつはあれをわざとやってるんか。どっちにしろあざといけどな。あざとくて何が悪いのやな。



桃「 そーする！しげ、この後仕事は？ 」

赤「 ラッキーなことにありまてーん 」



しげのその言葉を聞くな否や自分としげの荷物を勢いよく持って、反対の手でしげと手を繋ぐ。そんで俺らの方を見てきらっきらの笑顔で一言。



桃「 ばいばい！ 」



黄「 …おー、またな 」

緑「 ばいばーい 」

橙「 じゃあな 」

紫「 しげちゃんに癒されるんやで〜 」

青「 ばーい 」



のんちゃんに引きずられるようにして楽屋を出ていったしげもなんだかんだ嬉しそうやったな。…まあ俺らのおらんとこでは好きにいちゃついてくださいよ。



( 「 てか、見た？ 」 )
(「 え？ 」)
(「 あの2人恋人繋ぎで出てったで 」)



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収録関係ねえし日常でもねえし！

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