アイドルとして？仲間として？

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ここは、どこ？

真っ暗で、何も見えない

？「Aよ…
お主は結ばれてはいけない者と結ばれてしまった…」

その声は…

『お婆様？』

一年前に亡くなった私の祖母

祖母「お主も知っておるであろう。
“狐族の人間は、決まった人間としか結ばれてはならない”と」

『……』

そう、狐族の力をもつ人間は、決まった人以外と結ばれると…











死んでしまう

『私は、トウマと結ばれたから…ここにいるのですか？』

祖母「…Aよ…もし、あやつと完全に結ばれたら、お主は今度こそ本当に死んでしまうぞ」

『……じゃあ、どうしろと？』

私が死んでしまったらトウマは悲しむだろう
でも、だからといって“別れて”なんていってもトウマはやっぱり悲しむだろう

『私…トウマだけは悲しませたくない……！』

祖母「…Aよ、お主はもうすぐ元の世界に戻ることになる。
戻ったら、仲間と一緒に狐界に行くのだ。そこにきっと、答えがあるだろう…」

『狐界？』

前に聞いたことがある
狐族の人々が住む世界、狐界。そこに人間が行くには相当の力が必要だとか…

祖母「…今のお主の力なら、狐界につながる扉を開くことが出来るはずじゃ。」

『…お婆様…』

祖母「……どうやら時間のようじゃな
Aよ…狐界へ行き、答えを見つけ出すのだ…」

私は白い光に包まれた

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