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ウィーズリー家にお邪魔してから1週間ほど経った、ある朝、ホグワーツから手紙が届いた。驚いたことに私の分まで一緒に配達されていたのだ。
「ダンブルドアは君たちがここにいることをもうご存知だ__何ひとつ見逃さない方だよ、あの方は」
用意されたトーストをかじりながら、フクロウが置いていった手紙を開く。
寝ぼけ眼を擦ってダイニングへやってきたロン達も玄関から自分の封筒を拾ってきた。
ハリーが入って来た途端にジニーはオートミール用の皿を取り落とし、慌てて拾うとテーブルの隅っこに縮こまって座った。
「……ギルデロイ・ロックハート？」
「なんなんだ！今年の教科書、こいつのばっかりじゃないか！」
「ロン、彼のことをそんな風に呼ばないで頂戴！」
モリーさんは彼のファンなのだ。怒鳴られたロンはウンザリだと言いたげに肩を竦めた。
新年度の教科書は、そのほとんどにロックハートの著書が選ばれていた。
パジャマ姿で起きてきたフレッドが隣に座り、自分のリストを見て、それから私のを見て唸った。
「この一式は安くないぞ…ロックハートの本は何しろ高いんだ」
「まあ、なんとかなるわ。ジニーのものはお古で済ませられると思うし…」
モリーさんはジョージの言葉に少し心配そうな表情を浮かべ、ジニーの方をちらりと見た。
彼女は悲しそうな、残念そうな、なんとも言えない顔で俯いてしまった。
「あの、良ければ私のを差し上げます。もう必要ないですし…。大切に使ってきたので綺麗な方だと思います」
「あら本当？良かったわね、ジニーちゃん。もうパーシーからのお下がりは使わなくていいのよ！」
「トランクに入っているので後でお持ちしますね」
持っていても仕方が無いので、ジニーに必要なものはあげることにした。ジニーは嬉しそうに小さく、ありがとうと笑った。
「皆さん、おはよう。いい天気ですね」
手編みのセーターを着て、きちんと支度をしたパーシーがダイニングへ降りてきた。どこか自慢げなのはその胸の監督生バッジのせいだろうか。
「おはようございます、パーシー」
「おはよう、A」
向かい側に座ったパーシーは余程機嫌がいいのか、トーストにとんでもない量のマーマレードを塗りたくり、フレッドに冷たい視線を浴びている。
「おっと！」
それから直ぐに立ち上がったパーシーがお尻の下から何か灰色の毛ばたきのようなものを引っ張り出した。
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まな(プロフ) - とても面白くて続きが気になります！更新気長に待ってます！ (6月29日 21時) (
レス) @page28 id: 0028381799 (このIDを非表示/違反報告)
平凡な人(プロフ) - まるさん» フレンド申請を私のほうでやらせていただきますね!すると通知が来ると思うので、そこをポチッとなです☆ (2022年4月17日 22時) (レス) id: 6ae6cf354a (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 平凡な人さん» こんばんは、コメントありがとうございます！本当にドラコは可愛いですね…。フレンドのお話是非お受けしたいのですが、疎くて方法がわからないです。教えてください🙏 (2022年4月17日 22時) (レス) id: 91e2d78cc8 (このIDを非表示/違反報告)
平凡な人(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいております!ドラコ可愛いですよね!!フレンドなりませんk(((( (2022年4月16日 22時) (レス) @page13 id: 6ae6cf354a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2022年4月6日 20時
