有能と外交官 ページ23
「めう」
「めう」
なんか突然あの例の外交官殿が言ってきたからオウム返しをしてみる。
すると目を輝かせて私の手を取った。
「Aちゃん可愛いめう〜。俺が養うめう」
やだイケメン。
「でもどうして私が女の子ってあの時分かったんですか?」
あの時っていうのは勿論意志疎通をした外交の時の事。
「こんなに可愛いのに何処に男要素があるのか判らんわ。
少し短髪でめちゃくちゃカッコいい立派な女の子めう」
そう言って首を傾げた。
う〜〜〜〜む流石外交官殿……いやでも男って疑った人居なかったな…
我々国恐るべし。
「あとグルッペンから預かったんやけど」
と、黒いフードを渡される。
ア、これ私が一番最初に着けてた奴。いつの間に。
「これ、初めてr国と貿易してAちゃんと仲良くなった時、
我々国がr国に売った生地やろ?」
ピンポンピンポン大正解。
なんか貿易品漁ってたら肌触りが良くてちょいと貰ったヤツ。
っていうかよく覚えてるなぁ外交官殿。
「そうですよ〜。ウチの総統に内緒で盗んできました」(
「気に入って貰えたなら良かったわぁ〜」
そして手渡された。
没収とかされなくて良かった。
「あ、俺はオスマンめう。改めて宜しくめう!」
オスマンがそう言えば、グルッペンが口を開いた 。
「終わったみたいだな。
もう一人、此処にはいないがエーミールという奴がいる。
後でいいから挨拶するといい。A、お前は後で総統室に来い。
r国についての情報を話して貰うゾ。他の者は召集を掛けるまで待機だ」
自己紹介で緩んでいた空気が締まり、「了解」と口を揃える。
さあ解散、となって、その場から動こうとするとロボロが駆け寄ってきた。
「なぁA!」
「なんやロボロ」
パンッと手を顔の前で合わせられる
「総統室行く前にモニター室来てくれへん?あ、すぐ終わるから!」
まあ五分くらいならと考え、二つ返事でOKをしてロボロに着いていくことにした。
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竹の粉 - 私は作者さんのお好きにしていただければいいと思います。続編と新作、どちらでも構いません!!お待ちしております!! (2020年8月17日 23時) (レス) id: 9266b0967c (このIDを非表示/違反報告)
ココ - う、打ち切りですか。作者さんが無理だと思うなら仕方ないですが追いかけて追いかけて続きを待ってたので出来れば続けてほしいです。 (2020年8月15日 6時) (レス) id: ec11dc607a (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 「ぐう有能」この作品が通知欄に載るたび、私はいつもワクワクしていました。打ち切りなら仕方ありません。作者さんの次回作に期待に期待を重ねてお待ちしております。 (2020年8月14日 16時) (レス) id: e42f9d0a03 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうふ@ヤバいやつ(プロフ) - 正直、この続編も見たいんだけど打ち切りなら仕方ないかな…でも!!次の新作すっっっごく楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2020年8月14日 0時) (レス) id: 501e08bd16 (このIDを非表示/違反報告)
鷺宮雪沙(プロフ) - 新作を出されるようなら、是非とも拝見したいです!!!元々の主さんの文章力もとても高いのに、それがさらに進化とは…!1ファンとして、早計ながらとても楽しみに思っています!! (2020年8月13日 22時) (レス) id: 50f55da2bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨菜 | 作成日時:2018年12月17日 19時