14.恋愛的！？ ページ14
「ありがと！A！」
抱きついた拍子にキスされる。
ん？……キスされる！？
「えへへ！」
顔が離れ、可愛い笑顔を浮かべるエマ…じゃなくて！なんでこの3人は何かしらあったらキスしてくるんだ！
これまで何もなかったように振る舞ってきた。
だって本当に何でキスしてくるか分からなかったからだ。
子供のやることはいつも突発的でいつも僕の頭を悩ます。考えるだけで頭がパンクしそうだから、流した方が色々と面倒くさくなくて良かった。
でももうちゃんと言わないと、エマももう少しで12歳になる。小さい子のように、お気に入りのおもちゃにチュウする感覚じゃあダメなんだ。
(この間僅か0.2秒)
「エマ…キスは好きな人にするものだよ？」
「うん！だからしたんだよ！」
「か、家族の好きじゃなくて、恋愛的な好きだよ？」
「？、うん。そうじゃないと"口に"チュウまでしないよ？」
……え？
な、何でそんな
当たり前でしょ？
って顔で見るの！？
え！？分かってしてるってこと！？
…恋愛的に！？
え！？
僕のことそういう意味で！？
え！？！！？
僕が混乱していると話終えた2人が戻ってきた。
「Aどうしたの？顔赤いよ」
ノーマンにそう指摘を受ける。
「……なんでもない」
この問題は後で考えよう。流石にキャパオーバーだ。他のことに切り替えよう。
うん、そうしようそうしよう。
「あ、そうだ。Aその本」
レイから預かった本を指さされる。エマは僕の手の中にある本を覗き、その題名を口にした。
「『機械工学と人類の歩み』……」
うへぇ…と嫌そうな顔をするエマ。
確かにタイトルから難しい内容だと分かる。
「じゃなくて中、出版年」
本を開き、レイに言われた通り出版年を確かめる。
「2015年…」
「
「「！！」」
「30年前…」
「さっきはああ言ったが、ほんの30年。
外に人間社会がある可能性もゼロじゃない。
だが勝算のねぇバクチじゃダメだ。
外を知り、敵を知り、策を打ち、生き延びる。
やるからには勝つぞ！」
「うん！」
良かった。何とか話がまとまった。
僕が入ることによって原作が変わることも頭に入れて行動しないと。
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ユトナ(プロフ) - この小説、読むのすごく楽しいです！さん» ！！！！わぁー！確かにそうですね！！画像差し替えときます！教えて下さりありがとうございます！！ (11月4日 8時) (
レス) @page23 id: 38c56725bc (このIDを非表示/違反報告)
この小説、読むのすごく楽しいです！ - 男主くんが１１歳なら誕生日は2034年の4/27だと思います！ (11月4日 0時) (レス) @page23 id: f9b3253e9b (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - かえるくんさん» アドバイスありがとうございます！でもプレッシャーには感じてないので安心して下さい！番外編は入れようと思ってましたがwあともう少しで更新は出来そうなので、頑張りますね！ (2021年1月24日 22時) (レス) id: e3aba1b098 (このIDを非表示/違反報告)
かえるくん - もしプレッシャーに負けそうとか、ネタが思いつかないとかの時は番外編を入れるとモチベ上がりますよ！更新頑張ってください！ (2021年1月24日 15時) (レス) id: 8379750216 (このIDを非表示/違反報告)
ユトナ(プロフ) - ぽうんどけーきさん» お心遣いありがとうございます！必ず戻ります！ (2021年1月20日 18時) (レス) id: ecfc7fa73a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユトナ | 作成日時：2021年1月5日 16時
