試験で試練 ページ1
3人で食卓を囲むのがこの6年で当たり前となっている今日この頃
時々サクラも混ざりながら、修練共に育ってきた2人は既に兄弟のようだ
「えーー！？なんでねーちゃん明後日まで居ないんだってばよ！」
「ナルトうるさい」
「ごめんね、任務なんだもん、あ、サスケ、醤油取って」
「ん」
「あんがと」
明後日、今年最後の試験となっているアカデミー卒業試験
サスケとサクラは既に合格済みで、ナルトが未だに合格出来ていない
しかし、運が悪いと言うかなんというか、明後日の夜まで帰って来れない
記憶通りであれば、ミズキという教師のせいでナルトが真実を知り、イルカが傷を負う
間に合えばいいが、早々に戻ってくることは恐らくできない
「分身の術じゃないといいな」
サスケー、それフラグって言うんだよ？
「だー！そればっかりは嫌だってばよぉ！」
「ナルトはチャクラ錬るの苦手だもんね」
唸るナルト
だが、本人に頑張ってもらわないといけないものは沢山ある
頑張れ、ととりあえずエールを送り、夕飯を終えてナルトは自分の部屋に戻って行った
「・・・姉さん」
「んー？なぁに？」
洗い物をしていると、サスケに裾を掴まれた
こうゆう所可愛いよなぁ
「・・ナルト・・大丈夫かな・・」
「ん"っ！」
か、可愛いな全く！
「・・大丈夫、とは言いきれないけど、きっとナルトはなれるよ、ちゃんと忍びに、そしたらサスケとサクラと一緒に、チーム組んでちゃんと大きくなれる、私は3人を信じてるよ」
そう笑うと、照れながら下を向いて、ん、と小さく頷いた
手を拭いて頭を撫でると、それを甘んじて受け止めるサスケ
イタチくんよ・・君ほんと勿体ないことしたよ・・
「・・食器、しまう」
「ん、よろしく」
お手伝い、大事
いつかサクラを夫として支えてくれないとお姉ちゃん困るよ
家事を終わらせ、サスケにおやすみと言ってベッドに入る
いつだったか、そろそろ寝る部屋を分けようと持ちかけた時、寂しそうな顔で頷いたサスケ
その顔に耐えられず、やっぱりまだいいかな、と言ったら嬉しそうに頷いたサスケを思わず抱きしめてしまったのは言うまでもない
まあ分けるって私がリビングで寝るってだけなんだけど・・
まだ甘えてくれるなら、それを受け止めなければなるまい
たまにナルトも一緒に寝るから、これまた可愛いものだ
明日からの任務、まじで早く終わらせたいなぁ
そう思いながら、眠りについた
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ココロ(プロフ) - ハントさん» コメントありがとうございます！このみいがいでのだなんて好み以外での好きな唯一の作品だなんてとても嬉しいです！返信が遅れて更新も遅れて申し訳ございませんが、こちらの方こそ、今後ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (
レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！一気に読み進められるような、なるべく分かりやすく楽しめる作品を目標にしておりますので、そう言っていただけると嬉しいです！今度ともよろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 小柴紬さん» 返信が遅れてしまい申し訳ございません！面白かったという事がとても伝わりました(笑)ありがとうございます！今後とも、よろしくお願いします！ (2023年4月19日 21時) (レス) id: 4370b0cf21 (このIDを非表示/違反報告)
ハント - 普段は原作沿いのものしか好んで読まず、原作沿いでないのは正直あまり好きではないのですがこの作品だけは本当に面白くて、楽しく読ませてもらっています。原作沿いじゃなくて好きな唯一の作品です。これからも応援させてください！ (2023年1月1日 22時) (レス) @page20 id: f0e2121179 (このIDを非表示/違反報告)
花 - すごく面白いです！昨日読み始めたばっかりだけど、もう全部読んじゃいました！更新頑張ってください。待ってます！ (2022年12月27日 8時) (レス) @page38 id: 8f1c7c43ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココロ | 作成日時：2022年8月13日 11時
