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【フェーヂャとデート弐】零さんリクエスト ページ29

『ちゃんと変装して来たんだな』


「勿論です。そうでもしないと、歩けれませんからね」


路地裏から出て来て、フェーヂャは俺の隣に立った。


『青色か……被ったな』


「いいじゃないですか。お揃いって事で」


『其れもそうか。何処行く?』


「中華街とか、ヨコハマスタジアム。あと…赤レンガ倉庫も行きたいですね」


『じゃあ、案内するよ』


はい、と手を差し伸べると微笑みながら手を取るフェーヂャ。


さらっと恋人繋ぎしながら、俺達は歩き出した。


「本当に赤レンガで作ってるんですね…。此処の技術は素晴らしいです」


『ほら、行くぞー』


次はヨコハマスタジアム。


「此処って普段、何してるんでしょうね」


『野球って聞いた事ある』


「やきゅう…」


そろそろ昼だな。


『中華街行くか』


「そうですね。お腹空きました」


手を繋いだまま、中華街に向かう。


「中華…。肉まん、あんまん?麻婆豆腐に麻婆茄子…。全部美味しそうですね」


『はは、確かに』


「小籠包に餃子も食べたいです」


『どんだけ食う気なんだよ…』


「食べれるだけ」


『だろうと思った』


中華街に入り、店を探した。


「A。美味しそうなお店ありますよ」


『入ってなんか食べるか』


フェーヂャが見つけた店に入り、中華料理を食べる。


其の後、色んな食べ歩きの店を回った。


『ゲームセンターある。やってみる?』


「えぇ」


UFOキャッチャーやったり。


『あと一寸、あと一寸!』


「集中出来ません」


シューティングゲームやったり。


「こう云うのはAの得意分野ですよね」


『頭脳派負けてんじゃねぇよ』


クレープ食べたり。


『うっま。あっま』


「抹茶って苦味があっていいですね。Aは林檎ですか」


そんな事してると、もう夜になっていた。


『いやー、遊んだなぁ』


「A、最後に観覧車乗りませんか」


『ん?いいぞ』


フェーヂャと一緒にコスモワールドの観覧車に乗り込む。


「夜景が見えるんですね」


『綺麗だな』


「どうですか?此方の生活は」


『皆いい奴等だよ。………でも、お前がいないと物足りない』


「そうですか」


もうすぐで、頂上だ。


「A」


『ん?』


名前を呼ばれ、フェーヂャの方を向くと口付けをされる。


Я не могу жить без тебя(君なしでは生きられない)


『俺もだよ』


「だから、早く帰って来てくださいね」


『あぁ』

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ぴみゃ - ドストさん絡みの男主のお話で一番好きです。頑張ってください、応援してます! (2018年5月24日 21時) (レス) id: a5e208826f (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 黒翔さん» 調べてみたらそうでした…。ご指摘有難う御座います (2018年4月7日 20時) (レス) id: 5d298c47da (このIDを非表示/違反報告)
黒翔(プロフ) - どうでもいいし細かいんですけどフョードルの愛称みたいなものってフェージャじゃないんですか?() (2018年4月7日 20時) (レス) id: 8b992b69e6 (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - ドストさん癒し!!更新待ってます! (2018年4月1日 23時) (レス) id: c1e93ed5ca (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - 零さん» 癒しになって良かったです…。有難う御座います! (2018年1月12日 20時) (レス) id: 5d298c47da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年10月15日 22時

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