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「 さようならー 」
「 ばいばーい 」
学校が終わって帰ろうとしていると、
校門の前にイケメン軍団がいることに気づいてしまった
「 うっ ・・・ 苦手軍団 」
それに、あの平野ってヤツもいるしッ!
まーいいや。何もせずに通り過ぎればいいだけだしね。
気にしない気にしな〜い。
「 あっ ・・・ !」
あの軍団の一人が私を指さした。
人に指を指しちゃ行けないんだよ?
「 あの子、有名の、可愛い子やない?」
「 え、ほんとだ 」
「 へえ〜、可愛いじゃん 」
みんなが一斉にコチラを見る。
やだ。まじでやだ。ほんとやだ。
「 ・・・ へえ、可愛い ・・・ ねえ 」
「 なんや紫耀。あの子のこと可愛いと思わんの?」
「 ううん。可愛いと思うよ。チョココロネをいっぱい食べるところが♡」
うっざい!!なんなのあの人!
絶対わざと言ってるよね?ねえ!?
それに最後のハートマークいらないし!
「 ・・・ っ、さよなら 」
ズバズバ言ってやりたい所だったが、ここは我慢して通り過ぎる。
この性格が更にバレたらヤバいもんね。
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作者名:凛華 | 作成日時:2018年9月30日 21時