平野くんが苦手です . (ページ15)

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「オハヨウゴザイマス」

「おっ今日は来たな七瀬。昨日休みだったからほんとに不登校になんのかと･･」

「あ、出来ればそうしたかったです」

「ちょっと･･･！？」

キーンコーンカーンコーン･･･とチャイムが鳴れば地獄の授業が始まる。

いや、全部の授業がダルい訳ではないんだよ？

岸先生の授業だけがすごく眠いんだよね

「えーじゃあ今日は、係と委員会決めたいと思いまーす！」

･･･折角だから何かやろうかな。

「じゃーまず、国語係」

みんな誰も手を上げてない･･･ってことはチャンス！

「おっ、七瀬か～偉い偉い」

･･･

ん？

国語の先生って、

「先生やっぱり今のナシで！！」

「後から取り消しはダメです～。はい男子は？」

「やりまーす！」

げっ、平野･･？！なんで･･･

「はいじゃあ、国語係は俺と平野と七瀬な」

「･･･ちょ、なんで手挙げたの」

「んー･･･やる人がいなさそうだったから？」

その後、修学旅行の実行委員に手を上げたのだが、

後ろの西岡さん、平野、私となり、平野は決定した

「･･･せんせー、西岡さんに譲ります」

平野「じゃあ降ります」

西岡「じゃあ七瀬さんに譲ります」

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岸「あーもうめんどくさいー！」

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