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*
無事、とは口が裂けても言えないが、しんぺい神の元に搬送された俺氏。
貞操の危機が迫っている気がする。
｢Aくん、俺に掘られたくてこんなに怪我してんの？｣
『んなわけないやろ』
｢生意気言うと掘るよ？｣
『さーせんっした』
無駄口を叩きつつも素早い手つきで包帯を巻いたりガーゼを貼ったり傷薬を塗ったりしていくペ神はこの国の一流の軍医だ。
｢Aくんさぁ、ここ折れてんの気付いてる？｣
『え…ｯだぁ！！！！』
右腕の肘より先の方、ペ神が軽く押すと激痛が走る。
いや痛いわいつまで押してんねん
『ｯペ、しん、痛いから離してくれ』
｢あぁ、つい｣
恍惚とした表情を浮かべたペ神から少し距離を取る。
｢少なくてもこれから3日は絶対安静、毎朝医務室に来ること。いいね？｣
『ええわ、こんくらいほっときゃ治る。』
｢は？｣
『ぜ、善処します』
絶対安静よりも毎朝ここに来るという事が俺にとっては面倒で、それなら最早自室でゆっくりしておきたいと言う怠惰。
ペ神がジリジリと近づいてきた所でガチャり、と医務室の扉が開いた。
｢あ｣
『あ』
｢はぁ！？お前傷だらけやんけ！なんっでやねん！！｣
自然にペ神を払ってくれたトントンは渾身のツッコミを披露してくれる。
『絶対安静らしいから書類出来ひんわすまんなトントン。』
｢は？骨折れとんか？｣
『え、えへ』
_はぁぁああぁあ！？
という豚の雄叫びが城内に響いたのは言うまでもない。
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シン(プロフ) - 最後まで一気見しました。面白かったです。…パスワードかかってないやないかいって思いました。スイマセン。 (2023年4月9日 18時) (
レス) @page12 id: b4bec54921 (このIDを非表示/違反報告)
とると - 昔から読ませて頂いてる中今回初めてコメントさせて頂きます。更新スピードが遅くなっても待ってますのでこれからも頑張って下さい！お尻は叩きません(笑) (2020年7月13日 12時) (レス) id: a93a1d88ba (このIDを非表示/違反報告)
*＊緋奈＊* - 続編おめでとうございます！何気ペ神好きだからペ神の登場多くて嬉しいです！(笑 過去編で泣きましたね、灰。← 無理の無いよう頑張って下さい！応援してます！！ (2019年10月6日 9時) (レス) id: d503bc641e (このIDを非表示/違反報告)
倉の中の石 - 続編おめでとうございます！この小説大好きなので嬉しいです。更新頑張ってください！！ (2019年7月29日 0時) (レス) id: 873805d7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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