第37話 ページ40
目の前にAが現れ、触れようとしても遠のいていく__そんな幻覚を見ているような気がする
暗闇から化け物の手がAに向かって伸びてゆく
俺がAっちの名前を呼んでも、彼女は振り向きもせずに化け物の手を避けながら先に進んで行く
俺は必死にその後を追おうとするけど、追っても追っても化け物の手に掴まれて、Aっちが遠くに歩いていく........
黄「Aっち...Aっち!待ってほしいッス...!」
Aはこっちを見る素振りも見せず、ただただ暗闇へと吸い込まれる
黄「Aっち!!!」
A「........黄瀬さん?」
Aの声がして、ふと我に返った
A「ゾンビ、全部倒し終わりましたよ。なんか弱ってたみたいで...それはそうと、そんなに青ざめて大丈夫ですか?具合悪いようなら少し休んでから動きます...?」
黄「あ、いや!具合悪くはないんで大丈夫ッス。ただ........」
A「ただ?」
黄「俺、さっきまで何してたッスか...?」
A「えっと...すみません、私も一緒にいたわけじゃないんで分からないですけど、下を向いたまま立ってたってことは覚えてます。その後、私の名前を呼んだんじゃないですかね...」
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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時