第24話 言い争い ページ26
A「...まあ、そうだね。現実で第三者が犯人だったってのは結構あるけど2次元は少ないか...」
というか優汰、結局何を言いたいのだろうか。
優「つまりだね、ここは2次元だろう?それにここまで大規模なことをやるって事は、黒幕は僕達がここに閉じ込められている状況を面白がっている。
...どういう意味だか、わかるかい?」
やはり優汰も、神からの約束はあったのか... 自分達が三次元から来たことを話してはいけない。という約束。
というか、私に振られてもどういう意味だかわからない。
A「あー?遠回しに言わないで結論を言ってくれないかな」
優「これくらい自分の頭で考えてほしいな...A、ここを使うんだよ、こーこ。Aの頭の中はスポンジかなにか?」
そう言いながら優汰は私の頭をつついてくる
めちゃくちゃうざい。
うん
うざいわ(2回目)
A「うーるーさーいー!!!脳みそ普通に使えてますよバーカ!!それにスポンジだったら色々なもの吸収できるから頭いいんですー」
優「うわ...クソg...子供みたいな返し方だね。本当に頭悪そう。あ、悪そうじゃなくて悪かったか」
クソガキって言おうとしなかったか今。
こいつ...めちゃくちゃ腹立つ。キレそう
いやダメだ。ここでキレたら相手の思うつぼ。耐えるのよA
爆発しそうな気持ちを必死に抑え、自分に言い聞かせる。
A「まず、そうやって煽ってくる優汰も子供っぽいけどね...」
先輩を馬鹿にしてくる後輩。
いや、恋人だけど、そうなんだけどね...こう。これでも一応私年上なのよ。
っていうか付き合う前から馬鹿にされてた気もするけど...
これだけで優汰も子供っぽい気もするが...
優「ははは、煽ってこられてもスルーすればいいのにね。スルースキルがなくていちいち突っかかってくる方が子供っぽいと思うけど」
A「〜っ!このっ!!」
流石に馬鹿にされすぎて、私の怒りゲージはMAXになった。
そして優汰に飛びかかろうとする
パシッ
黄「はいはい、落ち着いて落ち着いて。何くだらないことで言い合いしてるんスか.....とりあえずAっちの武器もあって皆武器持ったことッスし、ここから出るッスよー」
黄瀬が優汰に飛びかかろうとしているAの腕を、片手で掴んで動きを止める。
まるで子供の喧嘩の間に入って、仲直りさせようとする兄のように
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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時