第19話 防犯カメラ ページ21
？「ぁ.......っと、とにかく！早くここから脱出しないと、ボクの気が変わって殺しちゃうからさ！！せいぜい頑張りなよ！」
...？少し言葉が詰まっている。先程までペラペラ喋っていた彼が... 動揺している？
余計なことを喋ったのだろうか。
...少し、この子も可哀想だな.....
青「何様だお前...上から目線な」
？「まあ、君達よりは偉いからねー！ とにかく、警察に通報した所でイタズラ電話だと思われるだけだよ。
通報はやめておいた方がいいよ！！.....警察は当てにならないからね」
先程から彼の様子がどこかおかしい。何か言った後にボソッと言うことが多い
...あれが本音なのだろうか.....？
本当に彼は謎に包まれていて、わからない
？「さ！こんなボクなんかと話して油売ってないでさっさと探してる人達を見つけて鍵を探してよ！
それじゃーね！」
黄「あっちょっと...！」
青「止めても無駄だろ。とりあえず、テツ達に連絡して武器探してさっさとここを出ようぜ」
そうだ。とりあえずは黒子達に連絡が先だ...
黄「...そうッスね、黒子っち達に連絡が先ッス
でもなんで.....俺達が黒子っち達を探してることを知ってたんだろうって」
そういえば.....心が読めると言っても、そこまでわかるだろうか
優「ねえ皆、あれ見て」
優汰が壁の辺りを指さす。
その方向を見てみると.....
A「あれは...カメラ？」
優「防犯カメラだろうね。どこか僕達に気付かれないような隠し部屋で、僕達の様子を見てるんじゃないかな」
...心底趣味が悪いと思った。防犯カメラだが...これでは盗撮してるようなものだ。私達の行動、発言をずっと見て聞いているのだから
青「おい、あっちにも同じのがあるぞ」
黄「全部で4台あるッスね。どれも部屋の角にあるから、しっかり俺達の事が見えてる...って感じッスかね」
この部屋...というより放送室は、普通の教室より少し狭いので防犯カメラが4台あれば見えないところはないだろう
青「はぁ...ずっと監視ってわけか。趣味悪いな」
皆、同じことを考えているのだろう。ボスみたいな奴の頭はどうかしてるんじゃないかと思ってしまう
優「うーん、ここにいても気分暗くなるね...早く武器探してここから出ようよ！！まだゾンビと戦ってた方がいいや...」
A「いや、ゾンビと戦うのもいやだけど...」
優「あはは、アクション映画みたいで楽しいじゃん！」
A「...」
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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (
レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜月 | 作成日時：2016年1月27日 14時
