#16 ページ16
Aside
_____
?｢〜…ッ! マッ…〜!｣
寝ぼけている中で誰かが呼んでいる…
?｢ママ〜ッ! マ〜…ッ｣
聞き覚えのある声…
誰だろう…
?｢ママッ… ママ!!｣
その呼び掛けに完全に目が開いた
情報で入ってきたのは
真っ白な天井と……今にも涙が溢れそうな涼の顔
｢…涼? どうしたの?｣
耳まで真っ赤にさせながら俯いた
その頬にはとうとう涙が伝った…
涼｢ママ…ッ めんしゃぃ……ッ｣泣
ぼーっとしている頭を働かせ
涼の泣いている原因を考える
涼｢ぅ〜ッ｣泣
すると痺れを切らしてか
泣きながら涼に手を引かれ
部屋に連れて行かれる
そこには…
｢あら…｣
布団に綺麗な日本地図が……なんてことはなく
小さな水溜まりが出来ていた。
涼｢ぅ〜ッ めんしゃいぃ〜｣泣
おねしょをしてしまい
怒られると思ったらしい…
ぼろぼろと涙を流す涼を
優しく抱き留める
｢よしよし 偉いねぇ〜｣笑
その小さな頭を撫でていると
不思議そうに見上げてくる涼…
その目には涙が溜まっている
涼｢…?｣泣
｢隠さずに,ちゃぁんとママに教えてくれたね｣笑
"えらいえらい"と頭を撫で続ける
｢お兄ちゃん達が起きてくる前に片付けようか｣
そう言うと少し間を空けてから
小さく頷いた
そこからは早く
兄達が寝ている間に布団を干し
下半身丸出しの涼を風呂に入れる
涼｢あわあわ〜ッ!｣笑
先程までとはうって変わって
上機嫌な涼
｢はい お背中洗うよ〜｣
涼｢あい!｣笑
終始ご機嫌だった涼の体を洗い終わり
着替えさせ,リビングへと向かわせた
あ,ついでに風呂掃除も終わらせた笑
現在時刻は朝の7時
風もなびき,干している布団が揺らぐ…
涼はソファに寝転びくるすけと何か話している…
｢やれやれ…｣笑
その時,あちこちから目覚ましの音が鳴り響いた
音…というより,歌がかな…?苦笑
涼｢起きてきた!｣
涼もソファから飛び起き
階段下まで走って行った。
その際にソファから落ちたくるすけは
何だか寂しそう…笑
宏樹｢おはよぅ｣
輝｢おはよ〜…｣
上の兄達が1番に降りてきた
2人は,階段下で待っている涼を見ると
にっこりと笑いながら頭を撫でていた
涼｢おはよぅ!｣笑
宏樹｢おはよ。偉いなぁ…｣笑
輝｢おはよ! 起きてるの珍しいな…｣笑
3人の仲睦まじい様子に
こちらも嬉しくなる。笑
｢おはよう 顔洗っておいで｣
兄｢｢はぁい｣｣
2人が洗面所へと向かうのを見届け
急いで朝ご飯の支度を済ませる
涼｢降りてきた!｣
その言葉の後に足音が響いた…
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遥香(プロフ) - ユナナさん» いえいえ！ (2022年10月3日 12時) (
レス) @page30 id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
ユナナ(プロフ) - 遥香さん» ありがとうございます(´；ω；｀) (2022年10月3日 11時) (レス) id: aa62d79c29 (このIDを非表示/違反報告)
遥香(プロフ) - はい！私、この作品大好きです！だから、飽きない自信があります！ (2022年10月2日 8時) (レス) id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
ユナナ(プロフ) - 遥香さん» ありがとうございます^^ 飽きられないように書いていけたらな(＾＾） (2022年10月1日 12時) (レス) id: aa62d79c29 (このIDを非表示/違反報告)
遥香(プロフ) - いえいえ💦はい！ゆっくりでもいいですよ！私は、更新されるまでこの作品を何回も読もうと思います！笑 (2022年10月1日 10時) (レス) id: 46d76f319e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナナ | 作成日時：2019年3月10日 11時
