検索窓
今日:8 hit、昨日:26 hit、合計:191,051 hit

ページ5

.


私だけではなく、ここにいる人達の仕事が終わらない理由。

それは大きな事件が連続に起きて、その後処理が間に合ってないのことが一つ。
そして次の事件の資料のまとめが追い付いていないことが一つ。
あとはなんだろう、みんな死にかけてるからかなあはは。

ブラックだなほんとココ。
ちょくちょく姿は消してはいるから、休憩はとっているんだろうけれどさ。


それで、現場行く組が多すぎて、というか事件が多すぎて資料整理する私達が死んでる。

ほんと、なんでこの地域ってこんなに事件多いんだろう。




「……目が」




目がいい加減かわいてきたな。と、私は横に立てかけてあるバックの内ポケットから愛用している目薬を取りだした。

ティッシュを用意して、いざ、と目薬のキャップをとる。

そして上を向いて目を限界まで開いて、なんなら指を使ってかっぴらかせてみるが、どうにも私の目は目薬を怖がっているようで、なかなか大きく見開いてくれない。

先程愛用と記載したが、そこまで愛用はしてないです。




「っふ、んぐふ」




ただ目薬をいれているだけでのはずが、すごい重労働させられているような声がでる。

正確には目薬を入れようとしているが全く違うところに雫が落ちているのが悔しくて、あんな声が出るのだ。


一滴、二滴、三滴と無駄にしていく私だが目の周りがベチャベチャでいい加減目薬を無駄にすることは防ぎたい。

なぜこんなにも下手くそなのだろう、と用意していたティッシュで目の周りを拭き、一度目薬を見つめる。こいつの形が悪かったりするんじゃないかなって。

その目薬は数回しか使ってないはずなのに、半分くらい無くなっていた。




「っく、ふ、お前、なにしてるんだよ」

「……うるさいなっ!」




笑いを堪えようとしているが、全く堪えられてない降谷が私の元へやってきた。


.

聞→←あ


ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (441 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
364人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 公安
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こたきんぐ(プロフ) - ぱるむさん» ありがとうございますえへ にやけが止まらないなんて、なんと嬉しい褒め言葉! (2021年2月14日 18時) (レス) id: 3277e9d770 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - うへへ、好きです。にやけが止まらん。 (2021年2月14日 16時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - かきくけこっぺぱんさん» ありがとうございます!可愛いなって思ってもらえるようにかいたので嬉しいです!! (2020年2月22日 20時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)
かきくけこっぺぱん(プロフ) - かわいい…!降谷さんも夢主ちゃんも!楽しませていただきました! (2020年2月16日 22時) (レス) id: b3b5ecba31 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - 世界の髪飾りさん» めっちゃんこ嬉しいです!こちらこそ読んでいただきありがとうございました! (2019年5月21日 16時) (レス) id: f2404a4c45 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こたきんぐ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/  
作成日時:2019年5月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。