こいつらと幼なじみなんて認めない！【歌い手】

にじゅーいち ページ22

さ「あーー！！！くっそ…しくった…」

『ん？どした？忘れ物？』

駅に向かっている途中何の前兆もなしに急に叫んださかたん

いや、ふつーにびっくりする

まぁ、そんなこと96ちゃんで慣れているから

ノーリアクションなんですけどっ！！









さ「部屋で襲えたのに…クソっ」

『おい。変態。』

なんか大事なことかと思ったらそんなことかよ

まぁ今思えばあそこで何も無かったのは奇跡だけど

そんなに悔しがる？



男ってそんなものか









『はぁ…自分の部屋でほかの女とイチャコラしてんだからいいでしょ』

さ「せやけど…Aは特別やもん…」

もんとか…お前自分の年齢わかって言ってんのか

もんで可愛いのは女の子だけなんだよ

例外もいるが

『あーあれか落とせない女子には必死こいて落とす人か』

さ「いや…そんなこともないけど…」

『えっ』

クソ予想が外れた

さ「Aが思っとるより俺が落としたりシタことある女少ないから」

マジか嘘でしょ

さ「今まで全力で落としに行った女は1人だけやから」

『へー』

どうでもよー

誰得情報だよ









さ「あつぃーー」

『ほんと今日暑すぎ…』

まだ5月だと言うのに太陽は全力で活動している

地球の民のことも考えろや！


『お茶いる？』

さ「いるー！」

『ほい』

さ「あざす！」

ちゃんと持ってきてるんですよ

偉いですよね私



さ「ありがと！」

『いいってことよ』

さ「生き返ったー…」

いや、そんなに喉乾いてたの？

はよ、言えや









さ「Aってさ」

『ん？』

さ「バカやよね」

『……はぁ！？いや、そのセリフさかたんにだけは言われたくない！！』

何なの急に人を馬鹿にして！

さっきのお茶の恩を忘れたのか！

お前の方がバカだろ！

鶏かお前は！


さ「ああ、バカって頭の悪さやなくて、んー…IQ的な？」

『まったくフォローになってない！』

なんだよ、知能指数が低いっていいたいのか。





さ「無意識で間接キスとかバカくらいしかせんやろ」

『あー、したねー』

確かにあのお茶は既に私が口を付けていた

しかも、私から渡したんだ

もしかして私ってバカ？






『……バカかも』

さ「せやろ！ほら馬鹿やねん」

ていうかさぁ

さかたんバカバカ言い過ぎじゃない？

そんなに言う必要ある？

私だってメンタルそんな強くないんだから

『バカバカうるさい！』

さ「さーせんっしたー！」

ぜってー反省してねー…

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