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二話 ページ3

学長の面接が終わり、今は五条、虎杖、Aの順に並んで案内する寮に向かっている途中だ。


「ねぇ、さっきから思ってたんだけど、おねーさん誰?」


虎杖が疑問を投げかけた。


「そういえば、まだ紹介してなかったね」


と五条。


「ああ、確かにそうですね。じゃあ軽く自己紹介しようかな」


ニコッと笑ってから彼女は自己紹介をし始めた。


「初めまして、榊Aって言います。この高専の一年の副担任してます」


よろしくね。と再度笑う。


「じゃあサカキサン?は、俺の副担任ってこと?」


虎杖が首を傾げて問う。


「うん、そうゆうことになるね」


と五条が答えた。


「じゃあ、榊先生って呼んだ方がいい?」


ちゃんと『先生』って付けるんだ。律儀な子だなぁ。と彼女は関心する。


「榊って言いづらくない?自由に呼んでいいよ?」


現に今の2、3年生には『A』って呼ばれてるし。あ、優太と恵は『Aさん』か。

そんなことを思いながら、今は海外に留学している2年生の男子が頭に浮かんだ。


「あ、じゃあA先生って呼んでいい?」


ふと我に返り、初めて呼ばれる呼び方にむず痒さを覚える。


「A先生か、初めての呼び方だな。君がそれでいいなら全然構わないよ」


君のことは悠仁って呼んでいい?と許可を求めると、いいよ!と元気な声で返してくれた。


「ほら二人とも、会話中悪いけど、もうすぐ寮に着くよ」


五条が言った。


「おおー!綺麗!」


見えてきた綺麗めな建物に、虎杖は歓声を上げた。








「あ、ここ私も住んでるから、よろしくね」


「え、A先生も住んでんの⁈」


「うん」

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晴ノ宮(プロフ) - shige0141さん» 返信遅れてすみません!面白いと言っていただけて嬉しいです!!こちらの都合等で更新がまばらになってしまうかと思いますが、今後ともよろしくお願いします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 4de2804133 (このIDを非表示/違反報告)
shige0141(プロフ) - 面白かったです!次回も期待してもよろしいですか? (2019年2月26日 22時) (レス) id: 418ddfb590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴ノ宮 | 作成日時:2019年1月31日 0時

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