【刀剣乱舞】審神者と超生物と刀剣とＥ組と【暗殺教室】

見つかる時間 ページ15

堀川side


はな●舞を出ると、微かに、時間遡行軍の気配を感じた。

堀川「兼さん、奴等だ。数は六。祇園の少し裏手」

和泉守「了解した。行くぞ！国広！」


時間遡行軍の気配を追っていく内、何人か男女の気配もした。

和泉守「このままじゃ見つかっちまう……一気に片をつけるしかねぇな」

そう言って、僕らは素早く動き、敵の喉元を斬る。続いて、もう一振りも。

兼さんも、太刀二振りを即座に葬る。

しかし、短刀二振りが、奥へ逃げ込んでしまった。

和泉守「追うぞ！国広！」

堀川「もちろん！」

走って追い、一振りは、兼さんが中傷を与えた。そいつは焦ったのか、壁に激突して、そのまま戦線崩壊。

折れては無いけど、ここは兼さんに任して、ひとまず置いておこう。

建物と建物の間に逃げ込んでいく、もう一振りの短刀を追い掛け、刀を振り上げた。

堀川「隙だらけだよ……死んじゃえ！」

そして、目の前の短刀を深々と貫く。

と、目の前に、怯えた顔の、おさげの女の子がいた。

見つかっちゃったかなー……

愛美「あっえっ！？あのっ……すみません！命だけは！」

必死になってるな。でも、普通はそうなるよね。

大丈夫。言い訳は考えてある。

堀川「大丈夫だよ。これはレプリカ。

今度、僕達、京都でこういうパフォーマンスをするんだ。今日は、その練習だよ。

今日見たこと、皆に秘密にしといてくれない？ちょっと事情があってね……」

愛美「あっ、そうだったんですね……すみません」

こうやってすぐ謝る感じ、五虎退君に似てるなぁ。

堀川「ところで、君はどうしてこんな所にいたの？」

そう聞くと、彼女は口を歪ませた。

愛美「修学旅行で来てたんですけど……

不良に襲われて、Aさんとカエデさんと神崎さん……友達が、拐われちゃったんです」

A……？

やっぱり、あの声は……

堀川「僕らが助けに行くよ。あっちに、僕の相棒がいるんだ。

君の友達は、どっちに拐われていった？」

愛美「あっちです。車なので、もう大分遠くに……」

堀川「どんな車？」

愛美「どこにでもある、白い車です。ナンバーが隠してありました」

堀川「ありがとう。助かったよ」

それを聞いて、僕は兼さんの所へ向かった。

和泉守「Aが拐われた！？」

堀川「声が大きいよ！」

和泉守「あぁ、すまん。それで、助けに行くんだよな？」

堀川「もちろん。

主の娘に手を出したんだ。落とし前はつけてもらわないとね」

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カルマ「今日は対殺せんせーナイフだってさ」

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