10話 ページ10
『ほんと大変だったんだから〜』
ﾏﾈ｢無事でよかったな
でも次からは無茶するなよ！
怪我でもされたら大変だからなぁ｣
『わかってるよー！あ、そこでいいよ』
ﾏﾈ｢そうか
じゃ、お疲れさん｣
『お疲れ様〜！また明日お迎えよろしく〜』
ﾏﾈ｢はいはーい｣
あー
この間事件のせいで買い物出来なかったんだ…
もう10時だけどスーパー行こっかなぁ
お米に…
お酒と…
あ、洗剤も切れかけてたっけ…
『結構な重さになっちゃったよ…』
ﾚｼﾞ｢お会計4850円になります｣
『カードでお願いします』
ﾚｼﾞ｢ありがとうございました〜｣
何キロあんの…もぉー
ハァ
ハァ
こんな事なら青山くん(ﾏﾈ)に
着いてきてもらえば良かった…
仕方ない…か
ｺﾂ
ｺﾂ
ｺﾂ
ｺﾂ
…え？
誰かに付けられてる…？
こんな大荷物の女を抜かせないハズないし…
…どうしよう…熱狂的なファンとか…!?
もぉ！こんな大荷物の時にぃ！！！
ﾀﾞｯ
『ハァ…ハァ…』
やっぱり！ストーカーｯ!?
うわぁあ
怖いよぉ
でも とりあえず逃げなきゃっ
ﾀﾞｯ
ドカッ
『うわぁっ！！』
｢これは失礼
お怪我はありませんか？｣
何この人！
猛ダッシュにぶつかって私は吹っ飛んで
尻もち着いたのに…
微動打にしないなんて…
『…ｯ！大丈夫ですｯ！』
｢そうですか、それは良かった
ところでどうしてそのような大荷物に加え
ピンヒールで走っておられたのですか？｣
『…あ、その…』
｢大丈夫ですか？
…お荷物お持ちします
かなり買い込んでおられるようですし｣
『…ど、どうも…』
男性が傍に居てくれることに安堵しつつ
そっとストーカーの様子を見ようと振り返った
…良かった
居ないみたい
｢ストーカー
ですか？｣
『え？』
｢いえ、さっき死に物狂いで走っておられていたのに
今は急いでいる様子はない
それに後ろを随分と気にされている様でしたし｣
『…はい。実は…』
｢詳しくお伺いしても？
名乗り遅れて申し訳ありません
沖矢昴と申します｣
『…私は赤羽Aです』
沖｢赤羽Aさん…
もしかして女優の｣
『はい、そうです』
礼儀としてマスクを外してお辞儀した
沖｢でしたら、さっきのストーカーは
熱狂的なファンの可能性が高いですね｣
『私もそうかなって思ってました』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 499人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芹奈(プロフ) - こんにちは、7話なのですが、世良ちゃんは「真澄」ではなく「真純」です。修正お願いいたします。 (2021年6月25日 20時) (
レス) id: 6feba31318 (このIDを非表示/違反報告)
莉亜(プロフ) - コメント失礼します！！夢主ちゃんが私と同じ苗字でびっくりしましたwこれからも頑張ってください (2021年6月23日 14時) (レス) id: 6a10e782a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まる | 作成日時：2020年6月5日 18時
