女子探検物語 ~絶望と悲しみに溢れている廃病院~ (ページ13)

今日:9 hit、昨日:50 hit、合計:10,192 hit

13、トイレの花子さんページ13

〜星文廃病院、三階女子トイレ〜

心「此処に来たらやっぱりトイレの花子さんでしょ！」

奈「そーだね！」

沙「誰がノックしますか？」

優「私やりたい！」

彩「意外と度胸あるのね。」

奈「よしっ！優愛宜しく！」

優「じゃあさっそくやりまーす♪」

トントントン

優「花子さんいらっしゃいますかー？」

……………………

沙「さすがにいないようですね」

優「じゃあ次行くよっ」

トントントン

優「花子さんいらっしゃいますかー？」

……………………

彩「いないみたいね」

奈「次だからね！」

優「う、うん！」

優愛はゆっくり深呼吸をした。

優「行きますっ！」

トントントン

優「花子さんいらっしゃいますかー？」

………………

心「いな…い？」

？「はい？何でしょう？」

奈「いる！？」

優「私１人で開けるの怖いー。」

彩「皆で開けよ！」

5人で1つのドアノブを握りしめた。

優「行くよっ……」

全員「せーのっ」

キィィィィィ

？「何ですか？私、花子です。」

優「ヘ…に、逃げろー！」

沙「本当の花子さんです！」

奈「出よう！」

〜星文廃病院、中央階段前〜

沙「本物でした……」

心「怖いわ～」

彩「優愛大丈夫？」

優「平気よ。次はどこ行くの？」

奈「検査室へ行こ」

彩「分かった！じゃあ行こう」

トイレの花子さんが遂に出てしまった。次は何が出るのか……、待ち遠しい。

第14話ヘ続く