殺して 12 ページ14
『ん…』
目を開けると、もう朝になっていた。
『寝ちゃった…のかな…』
私は体を起こして学校へいく準備をする。
『行ってきます…』
誰も居ない家にいう。
________
今は、教室の前。
正直、入りたくない。
だって、昨日と同じことをされたら…?
そんな考えが頭の中に流れて、立ち止まっている。
でも、入らなきゃ…
ガラッとドアを開けると、やはりいつもの視線。
華 「A、あんた、どうやってあの縄を解いたのよ?」
【アノ子】と、他の人達は、私を一斉に睨む。
「そうよ、自分で解いたわけ?」
『え、えっと…』
言っていいのだろうか。
「王子様に助けられた」そう言っても、いいのだろうか。
だって、私は王子様に近づいた(つもりはないけど)からいじめられた。
あの部屋に閉じ込められた。
華 「まさか…王子様に…?」
『…』
「黙ってないでなんとか言いなさいよ!」
「早くしろよ!」
『っ…』
答えちゃ、だめ…
だって、またいじめられるから…
『じ、自分で解いた…』
華 「へぇ?じゃあ今回はもっときつくしてあげる」
________
「これくらいなら解けないよね!」
ああ、やっぱり、また縛られた。
しかも、ここは昨日の空き教室ではない。
昨日のだって、きっと偶然にすぎなくて。
華 「じゃあ、頑張ってねぇ♡」
そう言って、【アノ子】達は空き教室を出て行った。
『っう…痛い…っ』
昨日のも相当だったけど、今回のは少し動くだけで手首が痛い。
昨日のだって解けないのに、今回のが解けるわずがない。
諦めて、暇を潰そうと思った。
『今できることと言えば…』
歌…くらいかな…?
歌は元々好きで、よく聞いている。
『〜♫〜〜♩〜』
あ、今思ったんだけど、この歌で誰か来てくれたりしないかな?
それだったらいいんだけど…
そんなことを思いながら、私は歌い続けた。
________
みなさんお久しぶりです!
突然の織姫の話ですいません。
いや、ずっと言ってなかったなぁと思いまして!
殿堂入り、ありがとうございます!
まさか出来るだなんて思っていなくって…
これからも更新は不定期ですが、できるだけやっていきたいと思っています。
これからもこの小説をよろしくお願いします!
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どうぶつ(プロフ) - やばい!!!泣けた!!! (2018年8月3日 23時) (レス) id: 07d0afdaa9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - とても良かったです! (2018年7月27日 16時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 紅蓮さん» 返信がものすごく遅れてしまって、本当にごめんなさい!ありがとうございます! (2018年7月4日 23時) (レス) id: 4778a94982 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮 - 一話から見てて面白いです。頑張ってください! (2018年6月8日 17時) (レス) id: fa1bbbe3ca (このIDを非表示/違反報告)
織姫 - 映月さん» 返信が遅れてしまい、申し訳ありません!ありがとうございます!! (2018年5月11日 23時) (レス) id: df76df93db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:織姫 | 作成日時:2018年3月5日 19時