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ジェシー「真面目なのに珍しいね、Aが授業で遅れるなんて。」
「いやっ…も、これでも飛ばしてきた方なんです…っ」
ゼエゼエと息を切らしながら膝に手をつく。
屋上で横になったのは間違いだった。
天気も良く、風当たりも良かったおかげですやっとすぐに眠ってしまったんだ。
チャイムの音が鳴った時はすっごい焦ったわ。
隣で田中までグースカ寝てるし。
そんな田中を置いて素早く課題を手に持って教室までダッシュしたおかげでめっちゃ息切れ。
ジェシー先生は呆れたように笑っている。
ジェシー「いいから、早く席座りな。授業再開するよー」
そう言って教科書に目を落としたジェシー先生にほっと安心して、私は着席した。
相変わらずのことだが、田中はまだ来ない。
ち、ち、ち、と秒針がテンポよく進んでいく。
授業再開から３０分たっても田中は来なかった。
そろそろだな。
そう思って授業終了十分前を指す時計を見つめる。
足音が聞こえた。それもすっごい焦ってる。
樹「遅れた！！」
ジェシー「おせえよ！」
おきまりの二人のやりとりに周りが笑った。
田中はすぐに私の方に体を向けて叫ぶ。
樹「Aなんで起こしてくんないんだよ！」
「知らないよ。一緒に寝たのは田中じゃんか」
ふんっとそっぽを向いて答えると、田中が整った顔を歪めた。
樹「うわ、性格悪」
「田中だけには言われたくない」
私は思わずそう返す。
『あの二人また始まったよ〜』
『付き合ってないの？』
クラスメイトがざわざわしだした。
舞花「夫婦漫才してないで、はやく座りなよ」
私と仲が良い藤林舞花が笑いながらそう言った。
その言葉に二人は過剰反応する。
「夫婦！？」
樹「冗談やめろって〜こんな色気も胸もねえ奴…」
「そろそろ殴る」
樹「それは勘弁な」
二人でぐちぐち言い合ってたら、ジェシー先生の怒号が飛んだ。
ジェシー「そこの二人うるせーーーー！！放課後宿題集めて丸付け手伝いな！！」
思わずビクッと体を揺らす。
私は田中と横目で睨み合う。こいつのせいでいっつも雑用押し付けられんだから！！
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きょーもとのこうもり - お久しぶりです！！めっちゃ遅いけどあけおめ！！(言ってなかったよね?) もうすぐ冬終わっちゃうよ！！忙しいかもだけど更新頑張って！！ (2020年2月2日 6時) (
レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - つくもさん» いつのまに樹担なったん！ (2020年1月6日 16時) (レス) id: 29c2150e0f (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - ぽむりんこむさん» ごめんね！私！(あら？私樹担だわ！？) (2020年1月6日 14時) (レス) id: 719958ae53 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - きょーもとのこうもりさん» この作品が完結したら！って感じで！ (2019年12月21日 17時) (レス) id: 77570be88d (このIDを非表示/違反報告)
きょーもとのこうもり - ぽむりんこむさん» 本当に！？めっちゃ楽しみ！！ (2019年12月21日 13時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年10月13日 16時
