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2.プロローグ ページ2
母「あんた何か産まなきゃ良かった!」
そう言って僕を何度も殴る母親。僕だって好きでここに来たわけじゃないのに
父「お前なんか娘じゃない。さっさと出ていけ」
そう言って僕の首を絞める父親。苦しいって言っても辞めてくれない
誰も助けてくれない。唯一優しかったおばあちゃんやおじいちゃんは事故に逢い、死んでしまった
こんな人生ならもういっそ・・・
「神様がいるなら最後のお願い聞いてくれますか?・・・どうか次産まれる時は幸せになれますように・・・おばあちゃん、おじいちゃん。今そっちに行くね」
そう呟いて僕は家の二階から飛び降りた。最後に満月の夜空を見上げて
落ちてる時はやけに死が遅く感じた。スローモーションに感じるって誰か言ってたけど本当なんだなぁ・・・
僕はゆっくり瞼を閉じる。あの生活とはおさらばだ
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