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当たり前のように考えていたことが、
これからわたしが考えるべきことでは
なくなるんだと思い、胸が苦しくなる。
元「A……俺、やっぱりAが
マネージャーじゃないと嫌だ」
一歩近づいた元太が、苦しそうな顔で
真っすぐ見つめてくる。
元「マネージャーのAが、
タレントとして。素のAが、
松田元太として好き」
また一歩、足を踏み出した元太。
少しずつ元太が近づくたびに、
胸が苦しくなってくる。
「元太…」
元「気のせいなんかじゃない。
俺はAが好きだよ」
手を伸ばせば届く距離まで来た元太に、
息も苦しくなってくる。
元「こんなにAに会えなくなるのが
苦しいんだよ。会いたくて会いたくて、
JUMPに嫉妬しまくってる。毎日、
ずっと一緒にいたい。トラジャの
マネージャーとしても、やっぱりAが
いないと俺らはダメなんだ」
必死に思いを伝えられる。
元「………これ、俺らからの
ホワイトデーのお返し」
目の前に差し出された紙袋を、
そっと受け取った。
「ありが、とう」
元「ん…………ね、帰ってきてよ。
俺らのとこに」
また一歩、彼の香水の匂いが強まる。
元「もうやだよ、Aがいない毎日なんて」
元太を見ると、ツ…と彼の頬を
ひとすじの雫が伝う。
耐えきれなくなって、すり、と後ずさる。
「A、俺らには
Aが必要なんだよ…！」
元太の涙を見て、押さえていた
気持ちが暴れ出す。
わたしだって、
「―――ッ、ごめん……！」
元太に背を向けて、小走りで駆けだす。
元「Aッ！！」
悲痛な元太の声色に、
わたしの頬も濡れる。
これ以上あそこにいたら、わたしはもう、
トラジャの夢よりもわたしの気持ちを
優先してしまいそうになる。
それだけは、したくなかったんだ。
元太の声が耳にこびりついて、その日は
一睡もできないまま朝を迎えた。
みんなからのホワイトデーのお返しは、
みんながおそろいで持ってるネックレスや
服の数々だった。
まだみんながわたしもチームの1人だと
言ってくれてるように思えて、胸が熱くなる。
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なす(プロフ) - 続編よろしくお願いします。 (2021年12月11日 13時) (
レス) @page22 id: dedfea958d (このIDを非表示/違反報告)
よんよん(プロフ) - お疲れ様でした。続編よろしくお願いします。 (2021年12月9日 18時) (レス) @page21 id: fce679d74a (このIDを非表示/違反報告)
Cancake(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様です！もしできれば、�△梁格坿�望です。とても、楽しい大作をありがとうございました。 (2021年12月9日 15時) (レス) @page21 id: 33bb9fb9e0 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 完結お疲れ様でした！�△梁格坿�望です！！ (2021年12月9日 15時) (レス) @page21 id: bca591b104 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうか(プロフ) - 完結お疲れ様でした！この作品はとても大好きなので、終わってしまうのが寂しいです。。�△梁格圓鮟颪い督困韻燭藉鬚靴い任喉� (2021年12月6日 9時) (レス) @page21 id: dea80b0963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エキゾチック幸助 | 作成日時：2021年11月30日 20時
